1月末のブログで、ラムちゃんは見つからないだろうと、書いた。
阿蘇の里親さんに託したその日に、大雪の中を逃げ出して、ずっと見つからなかった次女の猫。
厳しい寒さと馴染みのない環境だから無理と諦めていたところ・・・。
何と私が配っていたチラシを見てくれた人が、根気よく餌付けして、ついに捕獲したとの知らせが!
もちろん里親になるはずだった方も、一生懸命さがしてくれていた。
ラムちゃんは今、里親さんの仕事部屋のケージに戻っている。
それで里親さんからは、野生の狸などとも接触しているので、シャンプーをしたいとの相談の電話。
暴れると思うのでケージから出せない、と。
とにかく受診は早くしたほうがいいと判断し、私が迎えに行くことに。
久しぶりに会えたラムちゃん!
可愛いままで、威嚇はしたもののあっさりキャリーバックに入り、市内の病院へ。
血液検査とノミダニ駆除、寄生虫検査と爪切り。最後に祈るような気持ちで白血病とエイズの検査を受ける。
エイズはなかったが、やはり白血病は陰転していなかった。
それでも、そのほかの血液の数値は良好で安堵する。
シャンプーは負担が大きいので、今回は薬の投与で様子をみることに。
阿蘇の里親さんのお宅に戻り、おとなしくケージの中に入ってくれたラムちゃん。
でも今後については課題が多い。
里親さんの家には高齢のお母さんがいて、まだ本格的に飼う準備ができておらず、今は別の場所にある仕事部屋に長時間ケージの中でポツンと過ごしている状態。
避妊手術はどうしたらよいものか。
今はまだ心身に負担をかけるのではと、迷うことばかり。
これからもラムちゃんの試練は続きそうで気がかりだ。
それにしても、阿蘇を2往復したのは人生で初めて。
さすがにクタクタになって昨夜は食事もせずに寝てしまった。
でも、ラムちゃんが無事だったのだからまずは一安心。
しかも、今回職場から年度切り替えの一時金が数万円支給されて、ラムちゃんの病院代も支払うことが出来た。
生まれた環境も、健康も、選べない。
弱いものがこの世界から振り落とされることは理不尽だ。
こうして再会できたのだから、私もできることはしていきたいと思っている。