今日は買いものに連れていく日なので、朝から家のことを片付けて慌ただしく母の待つホームへ。
車いすを借りられて移動しやすい場所は限られているので、いつものショッピングモールへ。
昼食は母の好きなものを頼み、食後にアイスクリームを食べる。
美味しいと、とても喜んでくれた。
喜んでくれたけれど、

記憶は殆ど残らない。
好きなものを買い物かごに入れて、数メートル移動すると、もう買ったものを忘れている。
母の頭の中で、楽しい出来事はすぐに白紙にもどり、娘の存在も消えてしまう。
「認知症なのだからしかたがない」
そう言えるのは、きっと距離が遠いひとだと思う。
親子やきょうだい、友人でも、相手との距離が近ければそんなに割り切れるものではない。

母とホームにもどり、夏物の入れ替えと部屋の掃除をしてから帰宅。
もはや何も作る気力が出ず、夕食はトマト一個とポテトチップスとなる。
(ノД`)・゜・。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます