ぼちぼち日記

シニアの暮らし方や思い、猫たちのことなどをマイペースで記録しています。

心に残る言葉。

2024-08-25 18:12:05 | ことば
インタビュアー:死ぬのは怖いですか?
ビクトールフランクル:怖くはありません。本当に怖いのは「生きなかった」ことです。つまり大きな意味で正しいことや大切なことをする機会を十分に生かさなかったとしたら深い悲しみを感じると思います。

コメント

「シニアでくくるな」  著者:原田曜平

2024-08-25 17:49:22 | 
現時点でも有望であり、将来的にはよりマーケットが大きくなると予想される領域がある。それが「ノスタルジー消費(思い出消費)」だ。
シニア世代に共通して言えるのは、全く新しいものにチャレンジしたり、受け入れたりすることは、少しハードルが高いということだ。その代わりに、「見てみたい」、「やってみたい」と抵抗感なく飛びつきやすいのが、若かりし頃に一度経験して楽しんだ記憶があり、それがリメークや続編となって再登場してくる商品やサービスだ。「懐かしい」「あの頃、楽しんだ熱狂をもう一度味わいたい」と、ノスタルジーを感じて、それによって消費の歯車が回りだす。シニアヒットの源泉は、彼ら、彼女らの思い出の中に眠っており、それらをいかに目覚めさせるかが鍵となる。

想像していたものと逆で、マーケティング戦略の話だった。
本のページを開くと、例えばこんなタイトルが。
「狙うはデジタルリテラシーの高い高齢者」
シニア層もさまざまだが、今後はデジタルに強い高齢者が増えてくるのでそこを見逃さず、という指摘。
それにしても思い出消費か・・・。
一度経験したことを再度体験したいという思いはわからないでもないけれど、人生は一度きりだからもっと違うことにチャレンジ出来たらいいな。
そういう老人になりたいんだけれど、まだまだ道は険しい。
(´Д`)
コメント

お盆を過ぎて。

2024-08-25 17:21:01 | 暮らし
韓国で暮らす長女夫婦が帰省し、2泊3日といういつもの慌ただしさの中、今朝早く飛行機で戻っていった。
今月、娘婿のおじいさんが亡くなったので、今年の夏は二人にとっても特別なものになってしまった。


お腹に赤ちゃんがいる次女も、体調が不安定なので今年は帰って来ることが出来なかった。
来年の夏は赤ちゃん連れの次女ともにぎやかなひと時がもてることを期待しよう。


ところで、立秋は過ぎたものの一向に涼しくなる気配はなく、最近は体調だけでなく精神的にもきつい。
おまけに台風の心配もしなければならないので、気が休まる時がないように感じる。
睡眠、食事。
体調管理に気を付けなければ秋を無事迎えられない気がする。
(´Д`)
コメント

母のこと。

2024-08-25 16:47:15 | 家族
先月母に面会に行ったときのこと。
施設管理者から部屋で転倒したことを報告され(幸い怪我はなし)、動線を確保するために椅子や机、ロッカーなどを一旦下の倉庫に撤去したいとの申し出があった。
環境が大きく変わるので認知症が進むのではと言うと、「もうわからないと思いますよ」と、あっさりと介護責任者。



昨日、帰省している長女夫婦と母のホームへ。
部屋はかなり変わっていたけれど、予想外に母は落ち着いていた。

室内にあったティッシュも衣類も、私が持って行ったお菓子もすべて施設管理になっていた。
放っておくとめちゃくちゃにしてしまうらしい。
あんなに強かったこだわりが消えて、母は、何がほしいか何に困っているのかもうあまりわからなくなっているようだ。

衣服は最低限収納し、それをローテーションで着せれば、施設も管理しやすくなる。
どうせ認知症だから違いはわからない。
それはそうだけれど、やはり淋しい。

デイサービスで同じような服ばかりではと思い、季節ごとに色々服を買ってあげていたのに。
美味しいものを食べさせたかったのに・・・。

人間らしく生きるって、どういうことだろうな。
この施設を選んだことは失敗だったのではとつい思ってしまう娘。
でも、母はさほど居心地悪さを感じていない様子だ。

子育ての次は親の介護。
なんだかずっと手探りしている気がする。
コメント