人生を虹に例えた理論家がいます。
人は、生まれてからの生涯、それぞれで役割が変化します。その役割は、年齢や場面でさまざまな組み合わせです。どんな役割があるかというと、「息子、娘」、「学生」、「職業人」、ホームメーカー」、「余暇を楽しむ人」、「市民」などです。この役割は、重なりあったり、それぞれが影響しあったりして、多くの場面で複数の役割を同時に行なっているんです。
今、自分の役割は何だろう?って考えると、確かにいくつかの役割をこなしていますよね。
私は、父母健在なので、「娘」だし、仕事もしているから、「職業人」。それから、ボランティア活動とかも好きだから「市民」、家で物が壊れたり何かすると、パパさんより私のほうが対処するから「ホームメーカー」もだわ・・・。
これを「ライフキャリアレインボー」っていう、虹のように描いたのです。(私は、最初見た時、分度器に見えたけど)
時間と同じで、1日は24時間と、誰にも決まっているように、人生も多少の違いがあっても、平均寿命が80歳だとしたら、このステージ上での役割は、常に変化していきます。長さがほぼ同じ人生のステージ上で、自分らしく、役割を組み合わせることができれば、自身の満足度って違ってくるんですよ。
私も、結婚後、職業人の役割が一時なくなり、家庭人としての役割が大半を占めていましたが、その後、また職業人となり、家庭人の役割が少し減り・・・。
私の場合、30歳頃に、職業人としての役割がなくなったときに、一時、空虚感に苛まれた時期がありました・・・。働くことに強い価値観を持っていたんですね。きっと。
皆さんはこれまで、人生のステージ上で、どんな役割の変化がありましたか?また、これから、どんなふうに変化させていきたいですか?そして、どんな風に変化したら満足な人生になりそうですか?
役割は自分でコントロールすることもできます。「ホームメーカー」、「職業人」として忙しい毎日を送ってきたママたちなら、今度は、興味のあることを習ってみるとか、これは「学生」としての役割になります。また、家族のために働きづめだったパパなら、昔楽しんでいた趣味で「余暇を楽しむ人」としての役割を増やしたり。
こんなことを考えると、これからのステージを、満足のいく人生にしていけそうな気になりませんか?
今日はLILYさんとお世話になっている「花筏」さんへ
古民家をリフォームした、素敵な空間。
素敵なご夫婦、美味しいお食事、庭園を見ながらの食事は
ホントに贅沢で癒しの時間でした。