かなりモヤッ。としている。 東京五輪パラ組織委員会の森喜朗会長(83)が女性軽視とも取れる発言で会長の引責辞任に
まで追い込まれた。 事の発端は2月3日に開かれたJOC評議会に参加した森喜朗会長は今年6月のJOC役員改選に向けて
女性の理事の割合を40%にする目標が示された後に「女性がたくさん入っている理事会は時間がかかる。」と発言し女性
の社会進出を目標とするJOCに冷や水を浴びせる形になってしまい発言が問題視されている。
森会長の発言内容の「女性がたくさんいる理事会は時間がかかる。」だけを抜粋した場合には森会長の意見に賛同する人
も多いと思うのだが場所がJOC評議会で女性の役員を増やす目標を決めた直後のこの発言はやはり反発を呼んでしまった。
森会長の発言はまるで評議会の決議に不満があるように受け止められても仕方が無かったのかもしれません。
翌日には発言を撤回して謝罪するも時すでに遅し、発言は国内での賛否を飛び越えて一気に世界へ拡散されIOCからも「絶
対的に不適切」と三行半のコメントが出された。 日本と二人三脚で東京五輪を成功に導かなくては行かない立場のIOCか
ら非難されたのは実に痛々しく感じてしまった。
議会では婦人参政権運動のように抗議の意見を現す白いジャケットを着たり白いバラを身に着けたりと森会長への批判が高
まっていますが、それならばいっその事、東京五輪組織委員会会長の森氏の後任に女性が立候補したり推薦するのはどうだ
ろうか? その方が評議会の決議に沿う行動で話が早いと思うのは私だけでは無いはず。
森喜朗への批判ばかりではなく、いろいろな側面からのご意見もあるようで、菅義偉総理はこの女性軽視の発言に対して国
益に沿わない芳しくないと無責任な立場から他人事のように言う訳だよ。 しかしコロナ禍の出口が見えない中で国民の誰
もが五輪は無理だなと半ば諦めている状況でも常々コロナに打ち勝ち東京五輪を成功させるとパワーワードにしてきた菅義
偉の薄っぺらさが目立った。 事実上の面前逃避で旗を降ろす時が来たのだ。 5か月後の開会式までにコロナを打ち負か
すなど間に合わないと思われる。 森会長の辞任によりゆっくりと五輪への歩みを止め、そのまま断捨利するのだろう。
もしも2021年東京五輪が再延期や中止になると森会長の発言が影響したなどは言わせない。 IOCが開催を現実的に考えて
東京都から別れるチャンスを探っていた段階でタイミングよく森会長の女性軽視とも取れる発言があっただけの話で五輪熱
を冷ます口実に使われただけのこと。 もっと早い話が某所が東京五輪を中止にしたい訳だよ。 モヤッモヤッとする。