「俯瞰的に総合的に判断をして任命を見送った。」
「前例踏襲して良いのか考えた。」
「現在の会員が後任を推薦 することも可能な仕組みになっていると聞いている。」
日本から離れている事を良い事に外遊先のインドネシア・ジャカルタでの会見で日本学術会議の任命
見送り問題の二番煎じの言い訳を述べる日本の総理大臣菅義偉に対して現地のメディアはどのような
印象を持っただろうか。 結局は105名のが記された推薦名簿さえ見ていなかった訳で弁解する場所
を海外に変えたとしても何を言っても信用に値しないことを本人は理解していないのか、それとも海
外メディアなら国内とは違った反応を示してくれるとでも思ったのだろうか。 そして今となっては
例え核心部分の“安保法制に反対した学者は任命を見送った”と説明したとしても残念ながら信用が
回復するとは思えない。 そればかりか過去の著書で“改訂版”ならぬ内容の“改ざん”が行われた
事が国内では話題となっている訳で、この人物の特徴として発言内容が二転三転する悪質さと行き当
たりばったりの低レベルさの二つが挙げられる。 もしも今後日本学術会議に任命される為には安保
法制にそして自民党の意見に賛成をしなくてはいけないのであれば、 それこそ日本学術会議は独立
性を失う悪質な運営になってしまう。 日本学術会議には政府に科学的な根拠をもって反旗を翻せる
強さが必要なのだ。
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