靖国神社で祀られているカミ。

考え方によっては靖国神社は戦前戦中の軍国主義に偏った国家思想を歴史的に自己肯定する人々を

態と集める為に在るようにも思う。靖国と同じように第二次世界大戦中の軍服を着て参拝できる神

社が全国にどれだけ在るかは知らないが靖国神社では神社の性質上それが許されているように見える。

傍目からはこうした軍服コスプレが無ければもっと参拝客は増えると思う人も多いはずだが、外から

は解ら無い部分が靖国にはありA級戦犯合祀問題と同じように解決するのは難しいようだ。


もしも噂されるようにCIAが本当に日本の国家神道を管轄下に置いているとするならば、靖国でこうし

た大戦の面影を今も尚引きずり続ける事で日本を後ろ向きにする効果がある。これまでの日本は毎年終

戦の日には反戦への思いを募らせていたが、安倍政権になってからは新たな日米軍事同盟関係上の理由

で米国の在り方を否定する事に繋がるような内容は避けるようになっている。


靖国神社に合祀される故人がA級戦犯であろうが無かろうが、「A級戦犯」の特別な罪状名が戦争に勝利

した連合国側が作ったものだとしてもかつての大戦で多大な被害と犠牲をもたらした責任を知るれば天

皇の親拝が行われないのも納得できるもので、昭和も平成もそして令和の時代も同じことのようになり

そうなのだが、個人的に何時も思うのは天皇の事では無く、靖国に合祀されている東條英機の遺灰と髪

の毛があるとされる話について火葬の後に髪の毛が残る事は殆んど無い。そればかりか生前の東條英機

の容姿は見事なスキンヘッドに口髭がトレードマークなので頭髪を残す事は難しい。ならば口髭か眉毛

かどこかの体毛の事だと思う。それでも火葬の後に髪の毛や体毛が残る事は難しい。遺灰も髪の毛も駐

留軍が用意した適当なモノの様に推測する。