6月11日という事でなんとなく3.11に因んで地震の予兆関連のブログです。
とは書き出したもののブログにアップするまでに数日間のタイムラグがあります。
先ずは6月に入り薩摩半島で発生した地震から。
・2023年6月9日薩摩半島西方沖 震度1 M4.6 深さ190km
最近は能登半島での地震やトカラ列島近海や東京伊豆諸島の新島・神津島などで
起きている群発地震が特に警戒されていますが、薩摩半島西方沖で起きた地震は
これらの地震とは違い震源までの深さが190㎞と非常に深い地震です。 震源まで
の深さ10㎞程度の地震が危ないと言われていますが、科学的な根拠は知りません。
この場所は2015年11月にも震央を沖合に置いて震度4 M7.1 深さ17㎞の地震が
起きてますが、今回は前回の震央の位置を沖合から150km程東側に移動させ枕崎市
の直近くに震央を寄せてきてます。
・2023年6月10日 台湾南部 M5.3 深さ10㎞
同じ頃、台湾南部の高雄市に震央を置く少し強めの地震が発生しました。台湾では
2日間で9回の地震が発生しており、今後2週間は震度4程度の地震に警戒するよう呼
びかけているようです。
・2023年6月11日 フィリピン・ルソン島マヨン山で活動活発化により大噴火警戒
日本列島からフィリピン海プレートを辿り南下して行くと文字通りフィリピンに到達
します。このフィリピンのルソン島マヨン山では火山活動が活発化している。
そんな訳で今回は薩摩半島西方沖地震からユーラシアとフィリピン海プレートの溝を
辿り、幾つかの地震関連の情報を集めてみました。 更に南下させると2022年1月の
フンガ・トンガ島の海底火山の噴火の場所まで辿りつきます。
環太平洋地域でのリングオブファイアによる火山活動の連鎖は十分に起こり得るモノ
だと思います。 因みに2023年4月にはロシアのカムチャッカ半島のシベルチ火山が
大噴火をしてますので、もしもフィリピンのマヨン山が噴火するような事になれば
日本も火山活動が活発化する恐れが強い。そしてこの場合に最も危ないのは薩摩半島
から近い桜島なのかもしれない。 富士山には来ないと思うが南海トラフはあるかも
と思わせてくれる現在の日本周辺の火山活動と地震ですが、科学的な検証よりも予兆
や地震関連の前兆などがまた盛り上がって来た事も少し面白い。 本来ならば気象庁
などが特出して何か警戒すべき問題として具体化していないので、それに習って焦る
必要も無いと思う。しかし常々気象庁が南海トラフを警戒するように地震の前兆もそ
れらを裏付けるような情報が多い事も確かです。 今の地震の前兆や予兆関連はジン
クスなどではなく、経験論的な立場からのアプローチが強いのですが、訳の解らない
海外の予言者が出て来ると一気にキナ臭くなります。 そんなインチキスピチュアル
系の地震の予兆は踏み潰したいものだ。
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