9月25日に中国広東省の華為技術施設で大規模な火災が発生し3人が死亡した。
何故だろうか米国と対立した国や地域では大規模火災が発生する傾向があるのでは
と勝手に思い込み不信感を持つのは私だけでは無いはず。 そんな事を言ったら米国
の名誉を傷つけると批判されてしまうので強くは主張しない。
2020年1月中東イランの英雄コッズ軍司令官のソレマイニがドローン攻撃によって殺害
された時に世界は米国とドローンに対する考え方を改めた。 ドローンは軍事兵器とし
て高度な作戦を実行できる能力を有しており、警戒すべき存在になった。 単なる高性
能な小型ヘリコプターでは済まなくなった。 現トランプ政権での米国の軍事事情は
これまでの常識の枠内には収まらない強硬な位置にあるとされ、 明らかに自衛権の安
全保障の範疇を超えているので日米軍事同盟関係も国会で議論する必要があるが、そこ
まで米国と話の出来る政権ではない菅義偉であることを不幸に思う。 日本はそのまま
米国に引き摺られてしまうだろう。
このドローンによるソレマイニ殺害事件より数か月以前にサウジの石油施設が同じくドロ
ーンによる攻撃を受けた時には今回とは逆にイランやイスラム系武装派の名前が犯行組織
として出て来たが、サウジの火災の件も今一度検討し直さなくてはいけないかもしれない。
トランプ政権よりも前にシリアで起きた猛毒サリンによる民間人殺害疑惑についても国連
は当初シリア軍側の使用としていたが後々にはサリンの使用者の特定は避けて、サリンの
使用を非難するのみに留めた。 サウジの石油施設へのドローン攻撃の犯人も後々の国連
調査によってはイランやイスラム系武装派犯行説から容疑者が変わる可能性も大いにある
が、米国がサウジの石油関連施設の火災をダシにするなんて普通は考えられないモノです。
万が一にもサウジを敵に回したり蟠りとなってはどうなるか理解をしていないのであれば
米国にとってそれは致命傷になるだろう。
政権が変わっても米軍がチートな事ばかりを繰り返していたら何時か取り返しの付かない
事になってしまう気がしてならない。 実は真実を知っていても話すことのできない大人
の事情に囚われて身動きの取れなくなった安倍晋三は外交の術を失くし自ら総理大臣を辞
任する道を選んだと推測もできる。 森友・加計疑惑でも平気でシラを通した安倍晋三が
コロナ禍の対応失敗程度で辞任するとは思えない、むしろアベノマスクの失敗は辞任のタ
イミングを作ってしまっただけかも。 しかしこれらは安倍総理が常識よりも大きく病魔
を見積もったうえで辞任をして歴代最長連続在職期間を作り上げた事に満足した結果とし
て受け止めた場合の話です。
真実の価値が失われ、欺瞞と悪意が世界を支配する時に人々は何処に立ち戻れば良いのか
答えを持たない。 もしも映画ならば、こんな時こそ救世主は現れるものですが残念ながら
現実的に日本の菅内閣に期待はできない。 折角イランを訪問して築いた日本とイランの関
係性が安倍晋三の退陣で薄くなってしまった。素人同然の菅義偉首相では到底無理な話です。
一つの例を取り上げだだけでも何となく不安になってくる。
苦肉の策として安倍総理の数々の疑惑を今は少し置いといて、もう少しだけ総理大臣を続け
て貰う方が良かったのかもしれない。 安倍総理の辞任への引き金となったのはどうして
も桜を見る会の一件を抜きにしては語れないのだ。 本来ならば反社勢力と一緒に写真を撮
影している菅義偉が問われるべき問題を安倍総理がホテルで開催した地元後援者を招いての
前夜祭に転嫁した形になったのは如何なものか、しかも菅義偉は来年の桜を見る会を中止に
しているのは地元の後援会を呼べない桜を見る会など意味が無いのだろう。
意外と安全保障と外交の面だけでなくあらゆる分野で安倍晋三ロスは有ると思う。
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