パタゴニア紀行
宮本正男
2007/2/8フィッツロイ(3405m)は世界百名山の一つだ。南米旅行にあたってろくすっぽ下調べもしなかった私はパタゴニアのカラファテからこの地にやってきてフィッツロイが旅のメインの一つであることを連れ合いに教えられた。エルチャルテンの街からこの山に出かけ . . . 本文を読む
2007年2月11日アルゼンチンのカラファテからチリのプエルト・ナタレスまでやって来た。パイネ国立公園の足場として有名な町だ。バス停の前にいた素朴で人の良さそうな、少し太った大柄な客引きの女性について行くとNIKKOという名前の小さなホテルだった。日光を連想する名前だな、ひょっとしたら現地語だろうと思いながらチェックインした。人口が2万人程度だと聞いた。道路は舗装されていないので埃っぽい。車が通る . . . 本文を読む
パイネ国立公園のアマルガ湖でフラミンゴをみた後に公園の中にあるロッジに向かった。公園内はホテルの乗り合いの小型バスでの移動でロッジに泊まるのは我々だけだ。行けども行けどもロッジらしいものは見えてこない。ただひたすら草原を走るのみだ。うまく連れて行ってくれるのか不安でガイドに何度も念を押すがニコニコして、この先の三本道のかどで降ろすからそこで待てばロッジからの迎えの車が来ているという。ようやく三本道 . . . 本文を読む
2007年2月3日チリのプンタレナスからNIKKOトラベル会社の小型バスでパイネ周辺に出かける。アマルガ湖のフラミンゴの群れに出会える。薄いピンクに紅が入りクチバシと羽根の一部が漆黒だ。フタミンゴはマレーシアなどアジアでもみたがここのは色がことのほか清潔だ。鳥動物園ではなくて大自然の中でみるからだろう。途中で休憩したところからはパイネらしい山波がみえる。南半球のこの地では秋で、今このブログを書いて . . . 本文を読む
カラファテはモレノ氷河を目指してやってくる人々の中継地だ。観光客でにぎわっているが小さな町で冬の間はほとんど人影が消えるという。しかしこの町のはずれにあるニメス湖は氷河に劣らず楽しめる場所だった。空気の澄み切ったなかに太陽光線が透き通っていく。街からニメス湖までは歩いて15分ほどで着く。高台にあるホテルからも遠望できるのだがやはり近くで見るのとは大違いだ。湖は一周で一時間程度の広さだ。湖の周りは遊 . . . 本文を読む
チリのパイネ国立公園にいった帰りのこと、乗り合いの車で数時間乗って大平原の真ん中にある三叉路で下された。ここにホテルからの迎えの車が来るという。ガイドに本当にここかと確認すると親指を立てる。周りには怖いほど何もない。周りの広さのスケールが違う。一方は地平線の彼方まで他方は遠くに小高い山なみが見えるがそれ以外は人家らしきものは一軒だけだ。バスで大平原を突っ走るときは「本当に広いな」との感慨で済むが、 . . . 本文を読む
アルゼンチンのカラファテに数日滞在したときのこと。昼飯にしっかりしたものが食べたくなった。アルゼンチンといえば牛肉だ。ホテルのお兄さんにレストランを紹介してもらい、出かけた。カラファテの本通りに出て、すぐにその店は見つかった。テーブルクロスの敷いてある、この町ではNO1の店らしい。磨きたてたワイングラスが光っている。もう少し、町の人たちが利用するようなところがよかったのだが、ホテルで案内するとどう . . . 本文を読む
アルゼンチンはロス・カンタロスの滝とその下流に在るフリアス湖、ここが今回の一連の旅で最も水が透明で、美しかった。フリアス湖は透明感があり、かつ、光の反射で緑色の水が鮮やかに輝く。ロス・カンタロスの川は、巨大で平らな岩の上を水が滑るように流れ、岩にぶつかるところでは白くなり、きわめて清潔感がある。同じくアルゼンチンのメンドウサからアコンカグアに向かう途中の川もガイドに飲んでみることを進められたほどの . . . 本文を読む
パタゴニア紀行
宮本正男
旅の予習では経済破綻、債務不履行国の代表のように言われているアルゼンチン、果たして私の皮膚や胃袋で感じた経済事情はどんなものであったか。外務省のHPから抜粋してみると現在でもかなりひどい経済状態らしい。「メネム政権時代(1989-1999)には、兌換制(1ド . . . 本文を読む
11カ国目:ボリビア ビジャソン~ウユニヘ
2007年2月28日
今日はビジャソンからウユニへの移動日。ウユニは世界最大の塩湖がある場所。いったことある人は、必ず、ウユニの塩湖は行ったほうがいい。という。すごそうなのだけど、なんせボリビア怖い~というイメージで、雨季だし~とかいって、今回はパスするつもりだったのだけど、チリへのバスチケットが買えなくて、予定外のボリビアへ入国すること . . . 本文を読む
9カ国目:アルゼンチン ボリビアへの国境越え
2007年2月27日
今日は、いよいよボリビアへ向けて、まずはアルゼンチンの国境の町ラ・キアカへ。 朝7時のバスなので、早起きしてバスターミナルで朝ごはん。すると、やってきたよ。どこからかお犬様が。そして、ごくごく普通にMASAOの足もとへ。となりで相席させてもらったおじちゃんのところには、見向きもせず。これはタバコ畑だって。緑がきれい . . . 本文を読む
9カ国目:アルゼンチン サルタ ウマワカ渓谷ツアー
2007年2月26日
今日は世界遺産の文化遺産に登録されているウマワカ渓谷のツアーへ。朝8時にホテルへお迎え。今日は合計4名のツアー。私たち以外は一人旅のカナダ人のおっちゃんと、同じく一人旅のオランダ人の女子大生。どんどん高地へ参りま~す。すると、サボテンが乱立。この手の岩は何度見ても、すごいよね。プルママルカという町に到着。後ろ . . . 本文を読む
9カ国目:アルゼンチン サルタから
2007年2月26日ただいまサルタにいます。で、ここからチリに抜けようと思ったのだけど、バスが日曜日までいっぱいなんだって。で、しかたないので、予定外のボリビアへ抜けることになりました。これからボリビア。次はいつネットにアクセスできることやら。いま、お外にはタクシーが待ってる。気を引き締めて、いってきま~す。
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9カ国目:アルゼンチン メンドーサ アコンカグアツアー Vol.2
2007年2月23日
アコンカグアツアー Vol.2ふたたびバスにゆられ、しばらく行くと、ガイドと運転手が、一生懸命、何かを探してる。何を探しているのかと思うと、アコンカグアを探しているという。え?いつも仕事で案内してんじゃないの~?なんて、びっくりしてると、反対側に!!こういう演出なのね~!!!で、いきなりですが . . . 本文を読む
9カ国目:アルゼンチン メンドーサ アコンカグアツアー
2007年2月23日メンドーサの見所って、ワイナリーぐらい?と思いながらガイドブックを見ると、隅っこのほうにアンデスの高峰アコンカグアへのツアーとある。アコンカグア?私は、はじめて聞く名前。アナコンダちっくな名前だな~。で、よく読んでみると、南半球における最高峰の標高6960Mもあるらしい。その山を見るツアーが人気だとのこと。 . . . 本文を読む