昨日ぽかぽか陽気。
本日チョー寒い日。総台数19台での伊勢参り。
おかげ横丁は世間の不景気は関係なく?
人、人、人。
ふと落語「七度狐」を思い出しながら散策。
狐にだまされて、「深いかぁ、浅いかぁ」と
進んで行きますが・・・
丘で見ていた旅人が「あの2人狐に騙されて、麦畑を
踏み荒らしとるがな」と昔は歩いていったものですが・・・
今はマイカー、バス、寒いのにバイクです。
お昼ごはんは伊勢路の田舎料理店すし久(きゅう)さんへ
横長の土蔵を改良したような普請。
遷宮の廃材を利用したとか?
「てこね寿し」です。
昔鰹漁に出たこの地方の漁師さんたちが、釣った鰹の身を、
船上で醤油漬けにし、あらかじめ用意していた酢飯と混ぜあわせました。
この時、手で豪快に混ぜて食べたことからこの名が付きました。
伊勢講とでもいうような、お参りの時の常宿のように
ここで昼ごはんを食べたのでしょう。
残り時間がないので3台でお先にお帰りです。
風に吹かれてよろける、峠道では時雨にであうわ、
寒いわで狐に騙されたような・・・
でも、つねった頬のなかには赤福もちがありました。