毎朝ここでお大師さんにお願いしてました。
朝礼が始まる前に
立つ位置もこの位置です。
昨年の5月肺がんと宣告された知り合いのS子の病気平癒のお願いを・・
「どうぞ、U.Sの肺がんが治りますように・・」
しばらくは通院してましたが、リンパのがんとわかり10月末から再入院
「どうか、U.Sのリンパのがんを治してやって下さい。」に変わりました。
こんなことしてても何の役にもたてへんけど・・
「病・弘法、欲稲荷」 病気のことは弘法さん、商売は稲荷社と
言われるのを信じて、手をあわせないと駄目になる気がして・・
髪の毛が抜けるのも承知はしていても、苦しみは伝わらないし、
悪いとは知りながら、母親にしかつらくあたれない。
吉田松陰の言葉に
「親を思う子の心に勝る親心」
(余談ですが、この言葉を思い浮かべると私は加山雄三さんの「海、その愛」
も一緒に口ずさんでしまいます。)
無菌室にいるから我が子(3歳の女の子)にも会わせてもらえない。
病は気からとは良く言ったもので4か月頑張った甲斐があって、影が消えてたそうです。
それでも気を緩めてはいかんとお参りは続けてます。
年老いた母親も嬉しくて弾んだ声で娘がこんな事を言ってくれたと報告してくれました。
「病院の先生が子供さんが風邪をひいてなければ面会に来てもいいよって、
言ってくれはったと。わぁわぁ泣きながら電話してきよるんや。
がんがわかる前に、お母さんにつらく当たってたのは身体がしんどくて
イライラしてたんやろなぁ。母親の有難味がよくわかったって」
もっと沢山のことを話していたでしょうが、聞いていてうれし涙がでました。
退院しても3月、3年と定期的に通院をしなければいけないでしょうが・・
私のお参りもお茶のお稽古と同じで終わりがないような気がします。
「U.Sのリンパのがんが再発しませんようにと・・」 合掌