お久しぶりです。
連休の忙しさにかまけてすっかりとおサボリしてしまいました。
実は忙しかったのは忙しかったのですが、2月末からどら焼きの売り方をちょっと変えてみようと
画策しておりまして・・・そちらのほうでけっこう忙しかったりしました。
今年の初めにどら焼きの配合はそのままに、作り方をいろいろと工夫してみたところ柔らかくふっくらした皮になりました。
自分では「けっこう美味しくなったかな」と自信を持ち「だったらパッケージも変えてみよう」と考えて。
考えて、考えて、いろいろと考えて・・・夜も眠らず考えて。
イラストを使い、あまりお金をかけず、でもしっかりとしたモノで、できれば地元のおみやげになればなぁ。
かわいい絵を描いてくれるイラストレーターさんを探し、こちらの要望を伝え、アイデアを出し合って
3月下旬にようやく形になったのがこちら。
店頭では4月1日からこっそり(笑)と販売開始。
「十二月田(しわすだ)きつねのふっくらどら焼」と申します。
「十二月田きつね」とは何かといいますと・・・川口市の南平地区に“十二月田”という地名がかつてありました。
我が家も昔は十二月田町642番地でした。今では末広とか朝日という平凡な地名に変わってしまいましたが
交差点名(国道122号線)や学校名(十二月田小学校・中学校)で残っています。
この十二月田という地名は その昔、田の神様のお使いのきつねが12月に杉の葉で田植えの真似をしていたという
言い伝えからついたということです。
その言い伝えを使わせてもらい”十二月田きつねのふっくらどら焼”として売り出した次第で。
イラストはかわいいキャラクターが得意の白雪うさみさんに依頼。色っぽさを感じない、かわいい少女ときつねの
イラストで和紙に印刷したどら焼きの個包装用という注文にいろいろとアイデアを出して頂きステキな包装紙が
完成しました。
販売当初は「ちょっとふざけすぎかな?」と心配し、友人・知人に配って感想を聞いたりしましたがおしなべて
評判もよく、やがて店頭でも売れるようになり「おみやげにしたいから」という注文も入り、まずはホッとしています。
そして明日からは“被災地復興応援消費拡大キャンペーン”を開始。
震災以来の消費の冷え込みをなんとかしようと 川口市と川口商工会議所などが中心となり 市民の消費活動が
被災地支援とつながるようなサービスを実施する事業者を市のホームページなどで支援するという事業で
当店でもどら焼きひとつ(100円)をお買い上げにつき10円を義援金として寄付するというサービスで参加する
ことにしました。
義援金も寄付できて、新製品の宣伝にもなれば一石二鳥。100円のどら焼きから10円の寄付は痛いけど(笑)
この後も 観光協会の推奨みやげもの品に登録したり、ホームページを作成して“お取り寄せ”に対応できるように
したりとまだまだやらなきゃならないことが山積みですがなんとかひと山越えたという感じ。
そんなこんなでもう少しブログはサボリ気味になるとは思いますが・・・でも遼平や香奈の新しい学校生活のこともかきたいなぁ。
特に高校生の遼平はおもしろい話題がいっぱい。もうちょっとしたらアップします。