☆寒天屋さんの日記☆

長野県茅野市の松木寒天産業です!
通信販売も行っております(^-^)新着情報盛りだくさんでお伝えしていきます☆★

ボディ・エンザイムにおける寒天

2006年10月05日 | 質問!
先日、発掘!あるある大事典Ⅱで取り上げられた
「ボディ・エンザイム」というテーマの中で、
食物繊維を効果的にとるのに適した食材として
寒天が取り上げられました。
それに関して、質問がありましたのでお答えします。

●寒天の食物繊維、水溶性と不溶性になるのはどんな時?
水溶性食物繊維として寒天の食物繊維が働くのは
寒天が溶けた状態のときです。
例えば、寒天を煮溶かした状態が代表的な例ですね。
この状態の寒天を摂取するなら寒天をお茶などに溶かしたり、
お味噌汁やスープに入れて溶けた状態のまま
食べていただくとよいかと思います。

不溶性食物繊維として寒天の食物繊維が働くのは
寒天が固まっている状態のときです。
例えば、番組ではところてんやゼリーにしたときに
不溶性の状態と解説されていました。
そのほかにも、角寒天や糸寒天を水に戻して
そのままの状態で食べたときも不溶性食物繊維として摂取していることになります。

単純にいえば、液体の状態なら水溶性、固体なら不溶性、と考えてよいでしょう。
粉末寒天だけがこのような性質を持つのではなく、
角寒天や糸寒天も同様の性質を持っています。

http://www.kanten.co.jp/