【財産としての年月】5641
渡辺和子氏の心に響く言葉より…
最近出合った言葉の一つで、深く心に残ったものがあります。
「私から年齢を奪わないでください。これは、私が年月をかけてつくった財産なのですから」
こういう、すてきな言葉が出せる人になりたい、また、こういうことがいえるような歳の取り方をしたいものだと、つくづく思ったことでした。
私自身も、実は、かつて次のようなことをメモに . . . 本文を読む
【陽気に楽しく生きること】5640
分子生物学者、村上和雄氏の心に響く言葉より…
プラトンの弟子であったアリストテレスは「ヒトは笑う動物である」という有名な言葉を残し、カントは「笑いとは緊張の緩和から来る」と言いました。
また、ニーチエは「笑いとは、地球上で一番苦しんでいる動物が発明したものである」「笑いは世の中を変革する武器の一つにもなる」とまで言っています。
こうした賢人たちが笑 . . . 本文を読む
【ていねいな言葉を使う】5639
外山滋比古(とやましげひこ)氏の心に響く言葉より…
こどもは敬語を知らない。
使えない。
ことばを知らないのだが、根本は、相手のことを考えないからである。
相手に気づかえば、当然、失礼なことばは使えなくなる。
その前の段階として、相手に不快な気持をいだかせたくないという配慮が必要であるが、こどもにそういう感覚が自然に生ずるのは難しい。
そこで . . . 本文を読む
【“ちいさな徳”を積む】5638
斎藤一人さんの心に響く言葉より…
私たち人間が心楽しく豊かに生きていくために、必要なものがいくつもあります。
たとえばお金がそう、仕事もそう、友だちもそうでしょう。
幸せに、豊かに生きていくには、いろんなものが必要なんだ、って、みなさん言いますよね。
ところが、意外と、うっかり忘れてしまいがちなものがあります。
それは何かというと、“ちいさな . . . 本文を読む
【一燈を提げて暗夜を行く】5636
今西恭晟(たかあき)氏の心に響く言葉より…
《一燈(いっとう)を提(さ)げて暗夜(あんや)を行く。
暗夜を憂(うれ)うること勿(なか)れ。
只だ一燈を頼め。 》
(言志晩録・佐藤一斎)
幕末の儒者・佐藤一斎に『言志四録』という名著があります。
四録とは、『言志録』『言志後録』『言志晩録』『言志耄録(てつろく)』の総称であり、右の言葉は . . . 本文を読む
【人生は永久に勉強である】5635
藤尾秀昭氏の心に響く言葉より
■坂村真民さんの詩が甦(よみがえ)ってくる。
よい本を読め
よい本によって己を作れ
心に美しい火を燃やし
人生は尊かったと
叫ばしめよ
よい本はよい言葉、人生を潤(うるお)す言葉と置きかえてもよいだろう。
よい言葉、人生を潤す言葉に触れ、口ずさみ、心に美しい火を燃やし、 尊かったと言える . . . 本文を読む
【人生はいつからでも遅くない】5634
マーク・レクラウ氏の心に響く言葉より…
自分の内なる声が「もう年をとりすぎている。今からでは遅いので、あきらめたほうがいい。そろそろ現役を引退すべきだ」と言ってきたら、年をとってから快挙を成し遂げた人たちの例を思い出そう。
近代美術の巨匠と呼ばれるポール・セザンヌは若いころ絵がほとんど売れず、最初の個展を開いたのは56歳のときだった。
. . . 本文を読む
【21世紀の「産業革命」とは】5633
夫馬賢治(ふまけんじ)氏の心に響く言葉より…
私たちの社会は大きく行き詰っている。
その結果、2030年に新たな産業革命が世界中で始まる。
その産業革命の規模は、18世紀後半から19世紀にかけてイギリスで始まったかつての産業革命を超えるものになるだろう。
イギリス産業革命は、教育のあり方や、キャリア形成のあり方、社会構造までをも一変させた。
. . . 本文を読む
【まわりに面白い人が集まる人】5631
小林正観さんの心に響く言葉より…
たくさんの人に囲まれて、グループの中心に存在する人が、すごく個性的で自己主張していることがあります。
このような自己主張の強い人の周りに集まっている人は、味の薄い人が多くなってしまいます。
味の濃い人は、そばにいることが許されません。
あなたは味が濃すぎる、と中心にいる人から蹴られてしまうのです。
個性が . . . 本文を読む
【希望の明りを灯しつづける】5629
ドン・エシッグ氏の心に響く言葉より…
リーダーの主な役割は、希望の明りを灯しつづけることである。
あなたのまわりには希望の明りを灯せなくなっている友人や知人がいないだろうか。
もしいるなら、あなたがリーダーになるチャンスだ!
彼らは自分の人生を見つめ直し、長所を確認して目標に再び的を絞るための手助けを必要としているのかもしれない。
そ . . . 本文を読む
【好かず、嫌わず】5626
浜松医科大学名誉教授、高田明和(あきかず)氏の心に響く言葉より…
関精拙(せきせいせつ)老師は豪放、大胆な禅僧で、多くの弟子を作りましたが、 「自分は腹を割って付き合うことはしない。問題が起こると気まずくなるから」といっていました。
有名な山岡鉄舟も多くの弟子を育てましたが、どのような人間に対しても「好かず、嫌わず」を守ったといいます。
私たちは、 . . . 本文を読む
【己の知を新鮮に保つこと】5624
齋藤孝氏の心に響く言葉より…
《そもそも「頭がいい人」とはどのような人なのか》
頭がいい人というのは、情報を効率よく取り入れて、正しく伝えることができる人。
つまり、インプットとアウトプットが上手な人です。
相手から得た情報を整理し、それを要約しながら相手に返す。
いわば「情報のキャッチボール」です。
来た球を捕れますし、それを . . . 本文を読む
【プロセスを楽しむ】5623
中谷彰宏氏の心に響く言葉より…
■《誘われなかったんじゃない。一人の時間をもらえたのだ。》
自分だけ誘われなかったのは、嫌われたからではありません。
誘われなかったことで、自分の時間をもらえたのです。
誘われていたら、今日したかったことが、できなくなります。
せっかく誘われなかった時間を、感謝して活かしましょう。
■《結果を求めると、疲れる。 . . . 本文を読む
【我々は元々全員「狩猟採集民」】5622
アンデシュ・ハンセン氏の心に響く言葉より…
実感がないかもしれませんが、私たちも全員、元は狩猟採集民です。
しかし世界がすっかり変わってしまって、今は命に関わる危険といえばタバコや車の運転、ソファに座りっぱなしで過ごすといったことですが、それに対して危険を感じる本能は持っていません。
人間が進化した世界には存在しなかった種類の危険だからで . . . 本文を読む
【感情は放っておく】5621
精神科医、和田秀樹氏の心に響く言葉より…
わたしが嫌う考え方に、「決めつけ」があります。
たとえばこちらがメルマガでなにかいったり書いたりしたことを、「なにもわかってない」「頭が悪い」「偏見だ」といった調子で、ボロクソにけなします。
そういう人たちに共通するのは、まず礼儀の欠如です。
メールでもネット上のコメントでも、乱暴な文章だし誤字も多いし、 . . . 本文を読む