【お金を嫌えば、お金に嫌われる】4090
渡部昇一氏の心に響く言葉より…
お金、あるいは財産というものは、人間にとって非常に大きな意味があります。
良寛さんのように生きるとか、出家して修道院に入るとか、そういう人以外にとっては、お金は命の次と考えてよいものだと思います。
これは、ハイエクもいっていますが、お金とは「自由」というものの基本です。
たとえば、お金、つまり貨幣がない状況 . . . 本文を読む
【「成功」の反対は?】4089
山崎拓巳氏の心に響く言葉より…
「ありがとうの反対は何だと思う?」
友だちからそう聞かれて、答えられない自分にガーンとしたことがあります。
「『ありがとう』の反対は『あたりまえ』だよ」
「有り難い」の反対は、「有ることが簡単」だということだから、「あたりまえ」となるわけです。
そこにあるのが「あたりまえ」になってしまっている人やモノ。
感謝する . . . 本文を読む
【本物のおとな論】4088
外山滋比古(とやましげひこ)氏の心に響く言葉より…
日本語全体としてみると、ヨーロッパ語に比べて、いちじるしく明晰(めいせき)さに欠けて、アイマイである。
明治以来、日本人は、それを論理性の欠如のように考えて、ひそかに恥じてきた。
日本語は論理的でない、したがって、劣っていると、本気に考えた知識人はすくなくなかったはずで、後発文化のせいである。
ありの . . . 本文を読む
【「複合力」を身につける】4087
明治大学教授、齋藤孝氏の心に響く言葉より…
これからの時代の生き方を考える上で外せないのがAI(人工知能)の進化。
「私たちはどう生きるか」ということの中に、「AIとどう共存(あるいは住み分け)していくか」が入ってくるのです。
「AIって言ったって、自分が生きている間にはそんなに変わらないよ」と思っていた人もいるでしょうけど、迫り来るAIの波を無 . . . 本文を読む
【新しいことをやろうとする人間は排除されやすい】4086
浜松医科大学名誉教授、高田明和氏の心に響く言葉より…
《俺みたいに何か新しいことをやろうとする人間は、無視されるリスクをいつも背負っているんだ。》(米国のトランペット奏者、マイルス・デイヴィス)
私たちは、「人に認められたい」「よく思われたい」という気持ちを持っています。
何かの仕事をし、成功したいという意欲の底には、賞賛へ . . . 本文を読む
【エリザベス女王の若さの秘訣】4085
エリザベス女王の心に響く言葉より…
厳格さと親しみやすさを併(あわ)せ持ち、イギリス国内でも人気の高いエリザベス2世。
彼女は80歳を超える高齢ながら、機械にとても詳しい人です。
ウィリアム王子が遊んでいるのを見て任天堂のゲーム機「Will」にハマったことがあったり、携帯電話を手にしたときはあっという間に操作に慣れ、スマートフォンも軽々と使い . . . 本文を読む
【運は人が運んでくる】4084
秋元康氏の心に響く言葉より…
「運」には、身分証明書がない。
これがあなたにとっての「運」ですよ、と誰も教えてくれないし、証明してくれるものは何もない。
だからこそ、「運」が来ていることを見逃(みのが)してしまう人が多い。
たとえば、知り合いの会社や取引先などから、
「うちの会社にこないか」
と誘われたとしても、その多くは、
「じつは、こんな . . . 本文を読む
【パラノイアだけが生き残る】4082
元インテルコーポレーションCEO、アンドリュー・S・グローブ氏の心に響く言葉より…
「パラノイア(病的なまでの心配症)だけが生き残る」。
これは私のモットーとしてよく取り上げられることばだ。
ビジネスの世界において、パラノイアでいることには十分な価値があると私は信じている。
事業の成功の陰には、必ず崩壊の種が存在する。
成功すればするほどその . . . 本文を読む
【諸行無常とは】4081
曹洞宗徳雄山建功寺住職、枡野俊明氏の心に響く言葉より…
「諸行無常」は、仏教の根本思想の一つ。
「森羅万象、この世で起こることは一切が、片時も留まっていない」という教えです。
ところが人間というのは、自分に降りかかる変化を嫌って、「無常」に逆らおうとします。
どんなにがんばって無理をしても、無常を打ち負かすことはできないのに。
まずは無常を深く受け入れ . . . 本文を読む
【成長に最大の責任を持つ者は、本人】4080
P・Fドラッカー氏の心に響く言葉より…
成長に最大の責任を持つ者は、本人であって組織ではない。
自らと組織を成長させるためには何に集中すべきかを、自ら問わなければならない。
《非営利組織の経営》
『仕事の哲学』ダイヤモンド社
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これは、「組織」という言葉を「学校」や「家庭」に置き . . . 本文を読む
【遅咲きの人間学】4079
邑井操(むらいみさお)氏の心に響く言葉より…
かなり以前のことだが、その頃売れっ子だったテレビタレントが言った。
「おかげさまでひと月売れっ放しで、休むひまもありません。忙しくて忙しくて…」
得意満面の顔付きだった。
「それはおめでとう。よかったですね。しかし忙しくて休む暇もないのは良くない。一つは健康を損ねる危険があること。もう一つは次の飛躍への準備 . . . 本文を読む
【一言でよい、愛の言葉がけを】4078
正法寺住職、愛知専門尼僧堂堂長、青山俊董氏の心に響く言葉より…
「ワシャアしょうもない男でしてなあ」
走り出すと同時にタクシーの運転手が語りかけてきました。
「稼いだ金は全部マージャンなどの遊びに使ってしまい、一銭も家には入れない。
女房は一言も文句をいわずに『お父さんの稼いだお金だから、ご自由にお使いください』といい、子供は女房が一生懸命働 . . . 本文を読む
【大きな努力で小さな成果を】4076
イエローハット創業者、鍵山秀三郎氏の心に響く言葉より…
こういう教えがあります。
「小人は小善をもって益なしとして為さざるなり。小悪をもって傷(そこな)うことなしとして去らざるなり」
小人というのは、普通の人というふうに思ってください。
この言葉は中国の儒教の経典である『四書五経』の中の一つ、『易経』と言う本の中に出てきます。
つまり、普通 . . . 本文を読む
【どれほど満たされているかに気づくこと】4075
小林正観さんの心に響く言葉より…
悩みや苦しみは向こうから勝手にふってくるものだ、と思っているかもしれませんが、悩みや苦しみというのは、自分が足りないものをあげつらねて、「足りないものをよこせ」と言っているだけのようです。
結婚している人は「どうしてこんな人と結婚してしまったんだろう。もっといい人がいたかもしれないのに」と言い、結婚して . . . 本文を読む
【仮想空間シフト】4074
山口周氏の心に響く言葉より…
1973年1月23日、アイスランド沖のヴェストマン諸島に属するヘイマエイ島で突然に火山の噴火が起きました。
幸いにして島の住民のほとんどは無事に救出されますが、その後、噴火は5ヶ月の長きにわたって続き、島民の3分の1が家屋を失うことになりました。
溶岩流に飲み込まれる、あるいは火山礫(れき)や火山灰に埋もれるなどして失われた . . . 本文を読む