日本人に生まれて

前期高齢者の仲間入りをしました。昭和、平成、令和を振り返りながら、日常の出来事を綴ります。

拍子抜けした都知事選⁉️消化不良の原因はなんだ‼️

2020-07-07 08:57:00 | 政治
   
     今日の言葉

 幸運は準備された心に味方する。
         パスツ-ル

小池氏圧勝

都知事選終了、下馬評どおり小池氏圧勝、21名落選という結果でした。選挙運動の期間が短かかったので、すべての候補者の公約を理解することはできませんでした。そして、公開討論会参加は5名、他の候補者は蚊帳の外で、公平さを欠いていました。マスコミにとりあげられるのは、コロナ対策を発表する小池都知事の姿、他の候補者にハンデがありすぎました。討論会も5名だけ、盛り上がりゼロ、他の候補者にはハンデがありすぎました。現職有利は誰が見ても明らかでした。

自民党公認の候補者がでれば、あそこまで、小池氏の得票は伸びなかったでしょう。仕掛けがありました。

小池氏の二階自民党幹事長への一言

「自民党都議連からいじめられたので推薦のお願いはしません。」

今回の都知事選いおいて自民党公認の立候補者がいませんでした。二階自民党幹事長と小池都知事の繋がりです。二人は、武漢新型肺炎の救援物資として、防護服とマスクを連携して中国に送りました。親しい間柄ですので、都知事選は小池氏が優位に運べるように自民党候補を擁立しなかったのが真相のようです。
『3月、二階氏が自民党都連幹事長高島氏と会談し、その後、都連は独自の立候補擁立を断念、小池氏の圧倒的優位が整った。小池氏の要請があれば、「ただちに自民党として推薦する」とも公言、男気を出した二階氏は、はしごを外されてしまいました。現在の心境はどんなものでしょうか?

野党のだらしなさ

宇都宮氏と山本氏が二つに分かれ選挙選を展開しました。国民、立憲民主の足並みが揃わず、統一候補者を擁立できなかったことも、小池氏圧勝の要因でした。
消費税減税を主張する山本氏と反対の立場をとる野党議員とは水と油です。また、真剣に聴衆に語りかける山本氏と与党の足をひっぱるだけの野党、軍配は山本氏に上がります。野党の体たらく、このまま、秋に行われるかもしれない解散総選挙、大敗の可能性がでてきました。
『大同小異』と言われますが、自民党に対抗するためには、小さいところにこだわらないで、「安部政権打倒」、大義名分のもと結束することが必要です。こんなことは、素人でもわかること、『議会の中だけで世間知らず』野党ばかりでなく、与党の議員も同じです。

『女帝 小池百合子』読んで

政変の変わる時、必ず、新党首のとなりには、小池氏がいました。事の始まりは、細川護煕氏でした。それから、現在の二階氏まで、その時の権力者に取り入り、その人が落ち目になると、次の権力者におもねる姿勢のいやらしさが、本の中ににじみでていました。その一場面を紹介します。

小沢一郎氏が自由党党首の時です。ある会合の余興で『北国の春』を小沢氏が歌っているときに、となりで、笑顔をふりまき、デュェットしていたのが小池氏で
小沢氏のうれしそうな姿が印象に残っていると描かれていました。臨場感たっぷりでしたので引きこまれました。

『女帝 小池百合子』を読んだら、とても彼女に投票する気が起こらなくなりました。300万票超える得票の現実『マジかよう』、大変驚きました。

話しは変わりますが、コロナから始まり、九州地方の豪雨による水害、令和2年度、あと6カ月あまり、これ以上何事も起こらないように祈るばかりです。