日本人に生まれて

前期高齢者の仲間入りをしました。昭和、平成、令和を振り返りながら、日常の出来事を綴ります。

安倍さん、カルシウムが足りません⁉️骨太の方針

2020-07-20 07:43:00 | 政治

    今日の言葉

老兵は死なず、ただ消え去るのみ
     ダグラス・マッカーサ-

普段何気なく使われている言葉で、名前は耳にするが、よく内容がわからないものってあります。そんな中の一つ「骨太の方針」です。

骨太の方針とは

政権が進める財政・経済の基本方針。
首相が議長を努める「経済諮問会議」でまとめる。小泉純一郎政権時代、2001年、官僚主導ではなく、首相官邸が主導で予算作りが始まった。来年度予算案づくりに着手する前の6月に閣議決定する。民主党政権は諮問会議と骨太の方針はやめたが、第二次安倍政権が復活させた。 2013.6.7朝日新聞朝刊より

予算案の柱として重要な役割を果たします。「2020年骨太の方針」で打ち出した主な項目です。

・コロナ医療体制強化
 PCR検査と抗原検査を組み合わせ
 検査体制を構築
 治療薬やワクチンの研究開発を加速
 国内で生産体制を整備

・デジカル化への対応
 マイナンバー制度の改善
 義務教育の遠隔教育、デジタル教育
 活用を促進

・書面、押印、対面を前提とした制度
 や慣行の見直し

・医療、介護分野でオンライン化を加速

・東京一極集中の是正

・サプライチェーンの多元化、強靭化
サプライチェーンとは日本語で「供給連鎖」、英語で「Supplychain」
製品の原材料、部品の調達から製造、在庫管理、配送、販売、消費までの一連の流れ

東京を中心として、コロナ感染者が増えつづけています。そんな中、「Go Toトラベル」という愚作を推進しようとしています。「経済復興政策」の一環として
予算に入っていることと思います。これこそ、無駄遣いで、浪費といわれても仕方ありません。アホノマスクの酷評にもめげず強行、政治家、官僚は、カルシウム不足で頭のめぐりが悪くなったのでしょう。今に始まったことではありません。

コロナ禍による“国難“と言われ、4月に緊急事態宣言が出されました。その時よりも感染者数がふえているのにもかかわらず、宣言発動がでないので、自分自身、危機感が薄れつつある状態です。西村大臣が「非常事態宣言はいやでしょう」と発言され、私の気持ちを代弁してくれました。

骨太の方針の内容の中に、コロナによる経済大不景気の対策について触れていません。給付金、持続給付金の第二の矢を放つことや消費税ゼロ等、国民に直接関係ある政策はありませんでした。この一年、この方針で行きます、と安倍首相自身の言葉で説明していただけたら納得できますが、忍法『逃げ隠れ術』を使い、雲隠れしてしまいました。一国の最高責任者としての責務を果たしていません。健康がすぐれなければ、代行を任命、休養すればすむことです。代わりに、国難に立ち向かう男気がある議員はいそうもありませんが・・・・。

国難にもかかわらず、能天気なNO2もいます。三密無視し、麻生財務大臣は、資金集めのパーティーを開きました。国民に自粛を要請しているにもかかわらずにです。発言と行動が一致していません。頭の中身を拝見したいものです。親分に追随する議員も出てくることと思います。そんな議員たちの利に走る姿は「バカ丸出し、恥知らず」そのもの見えます。
 『今だけ、カネだけ、自分だけ』
このキャッチフレ-ズで締めます。