先日、映画「宇宙兄弟」のDVDを見てから、宇宙に感化され、筑波宇宙センターの特別公開イベントに行ってみることにしました。通常一般に公開されている部分は、数年前に甥っ子、姪っ子ちゃん達と行ったことがあるのですが、この特別公開イベントでは、宇宙飛行士の選抜試験や訓練に使われる施設、きぼうの管制室など、普段は見ることができないものが見れるらしいと張り切って出陣していきました。とりあえず、車で宇宙センター前までアプローチしましたが、数キロ前から「満車」の看板を持つ警備の方がおられ、あえなく撃沈し、正門前を通過させられてしまったので、くるっとまわって、洞峰公園駐車場に車を止めました。ここから1.5km歩いて、やっとJAXA筑波宇宙センターに到着しました。ものすごい人でにぎわっていて、ちょっとびっくりしました。案内のパンフレットを見て、まずは、どうしても見たかった閉鎖環境適応訓練設備を見に行くことにしました。広大な敷地内を歩いて移動する途中で、「ロケット打ち上げ音響体験」でひっかかり、打ち上げ場から3km地点での音と種子島でのH-IIロケット打ち上げ映像を見ました。迫力があり、とてもいい映像でした。やっと閉鎖環境訓練設備建屋付近に到着すると、長蛇の列が見えました。とりあえず最後尾について、係りの方に待ち時間を聞いてみると、おそらく50分ほどとのこと。ちょっと前まで、3時間待ちだったそうです。ディズニーランドのようだ、と思いながら、列に並び、順番待ちをしました。順番が来ると、30人くらいずつ1グループになり、建物内の見学待合所に入り、設備の説明の書かれたリーフレットを読みながら待機します。このリーフレットに載せられている写真には、本物の宇宙飛行士さんの写真に混ざり、映画「宇宙兄弟」の1シーンの写真もあり、ちょっと笑えます。そしていよいよ、設備の見学です。順路に従い、映画にも出てきた「低圧環境適応訓練設備」と「閉鎖環境試験」が行われる大きなカプセルのようなものの中を見学しました。低圧環境適応訓練設備を見た感想は、「装置が意外と古めかしい」です。なんかもっと新しい設備のようなイメージを持っていたので。。閉鎖環境試験設備は、想像よりずっと狭い空間でした。ここで10日間とか、本当にキツイだろうなと思いました。珍しい設備を見学できて、感激でした。その後、宇宙医学生物学研究室を見学。無重力空間での体の変化などを研究するための模擬設備などがありましたが、これもなんだか古めかしい感じがしました。現在研究に用いている設備は別にあって、お古を展示用として飾ってあるのだろうか??などと思いながら見学していました。説明員の方が、「ムーンフェイス」になる理由などを説明してくれて、とても勉強になりました。同じ建物の3Fに行ってみると、「きぼう」運用管制官模擬体験を子供さんたちがやっていて、将来の宇宙飛行士君たちが奮闘している様子を少し見学しました。とてもおもしろそうでした。その後、本物の「きぼう」運用管制室の見学をしようと、宇宙ステーション運用棟に行きましたが、ここもすごい行列でした。1時間以上の待ち時間でしたので、今回は断念。最後に、ロケット広場付近のグッズ販売などを見て、JAXAをあとにしました。今回初めて特別公開に行ってみて、これはかなり楽しいイベントであることを知りました。次は、朝早くから出かけて、ぜったい「きぼう」の運用管制室を見ようと思いました。
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