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<荷物の発送>クルーズの出港地は、横浜大桟橋。旅行会社からの案内の中に、クルーズ船の船内まで荷物を運んでもらえる宅急便の案内が入っていた。横浜までは電車で行くつもりだったので、この宅急便を利用することにした。佐川さんのもので、関東地区から往復5000円弱とかなり高いが、クルーズは荷物も多いし、いたしかたなし。特大スーツケースで利用させてもらうことにして、インターネットから、集荷日を指定して申し込んだ。集荷の最終日は、出発よりかなり早く、一週間前に荷物を詰めて出した。
<台風の接近>出発数日前から、台風16号の行方が気になる日々が続いた。毎日、予報とにらめっこ。どうやら、日本方面に台風はやって来るようだった。が、クルーズ自体が中止になることはなく、おそらく旅程が変更になるだろうと予想し、楽観的に日々過ごしていた。そして、前日、JTBクルーズさんから何回も留守電に電話が入っていた。留守電返しの入れ違いなどもあり、担当の方と直接お話ししたのは、夜20時過ぎだった。担当者の方から、「名古屋を抜港として、瀬戸内海は通らずに、太平洋側を通って釜山に直行し、釜山で2泊停泊後、長崎からは当初の予定通りの旅程となります。キャンセルは、ペナルティなしで受け付けますが、どうします?」と聞かれ、「明日の出航前まで、キャンセルを受け付けますので、ご相談ください」と続きました。考える必要もないので、即答で、「予定通り、乗船します」と答えました。さらに説明は続き、「乗船される場合、オンボードクレジットが一人当たり100USD付きます。それ以外に、旅程変更による港湾税などの戻しがあります」とのことだった。オンボードクレジットプレゼントに、思わずガッツポーズ。瀬戸内海通行が中止になったのは、残念だが、それほど大きな問題ではない。