
<犬島美術館>犬島に到着すると、下船した人が向かうのは、港すぐそばのチケットセンター。ここでは、美術館のチケットと船のチケットを売っているが、帰りの岡山側の宝伝港への船のチケットは船内販売だそうで、美術館のチケットのみを購入した。ここから、ちょっと歩くと、すぐに美術館敷地内への入り口があった。敷地内に入ると、そこはすでに近代遺跡の一部のようだった。風情ある、黒いレンガの間を通り、美術館入り口へ。美術館内は、撮影禁止。作品の数こそ少ないが、まさに、ベネッセアートサイトという感じの、驚きと期待を裏切らない作品を楽しんだ。そして、その後、トイレに入ってびっくり。ここも、アートだった。トイレでびっくりした後に、外の近代遺跡群を散策した。空に向かって、高く積み上げられたレンガの煙突の先端を見ると、先端部分の一部はレンガが崩れているように見えた。これも、アート作品なのか? いずれにしても、安全なように加工はしてあるのだろうとは思うが。
<家プロジェクト>犬島にも、直島のような家プロジェクトがあった。犬島美術館のすぐ隣のF邸から見て回った。屋外にある、石職人の家跡、妹島さんの作品を楽しみながら、ぶらぶらと島内を散策した。本当に小さな島で、住民の方々の生活地域に、アート作品があり、冬の静かな時期ならばいいが、混雑時期はどうなんだろう?と思ったが、島民のおばあちゃんが声をかけてくれたりして、いい散歩ができた。