
杉並区役所に用事があり、阿佐ヶ谷まで行ったので、ちょっと足を伸ばして、前々からずっと行きたかった「江戸東京たてもの園」へ行ってきた。武蔵小金井駅からバスに乗り、小金井公園西口で下車。バス停のすぐ隣が、小金井公園。江戸東京たてもの園は、この公園の一角にある。広々とした公園には寒桜も咲いていて、寒い日だったが、散歩を楽しむ人も。。とても良い公園だと感じた。江戸東京たてもの園のエントランスを入ると、外国人観光客の方々がたくさん。JAF割引で、なんと320円という破格の入場券を購入し、園内へ。エントランスの建物内に展示室もあったが、現在展示物入れ替え中ということで見学できず、トイレも改修中(園内にはたくさんトイレがあるので問題なし)だった。早速、屋外展示へ。まずはセンターエリアの高橋是清邸へ。「明治時代のガラスです」との表示に思わず写真を撮ったり、、その隣のお茶室も、とても風情がある。そして、私的にツボな下町エリアへ移動。途中、都電(ちんちん電車)を見つけて、大喜び。電車の中にも入れて、なんだか昭和的な香りが懐かしい感じがした。下町エリアには、荒物屋さんや花屋さん、乾物屋、居酒屋、旅館と、たくさんの移築された建物があり、それぞれのお店の中の作り込みが素晴らしく、もうまるでディズニーレベルだった。このエリアに並ぶ建物の年代も微妙に違いがあり、昭和初期から中期の建物などは、なんとなく小さな頃のうっすらとした記憶につながる風景だった。特に、北千住にあったという子宝湯という銭湯。中に入ることができ(男湯の方にも入れる笑)、湯船の上に描かれた富士山や番台がとても懐かしい感じがした。