先週末のことです。虎さんの、フロリダ州パームビーチにあるキンキラキンの別荘「マール・ア・ラゴ」で犬のための募金イベントがありました。そこに虎さんがサプライズ登場し、次男エリックの奥さんのララ・トランプが来年の上院議員選挙にノースカロライナ州から出馬する予定であることを発表しました。ララ・トランプはテレビの元プロデューサーで、大変優秀な人物だそうです。
ちなみに同州の現職は共和党リチャード・バーです。彼は、1月の弾劾裁判で賛成に票を投じた共和党上院議員7名のうちの一人です。
米国政治システムの基礎情報的なお話ですが、米国中間選挙は、現職議員がいる選挙区でも予備選挙をします。つまり、現職でも、予備選挙で勝ち抜かなければ、選挙に出馬することができません。
来年の中間選挙は、下院・上院・州知事と目白押しです。虎さんは、それらの選挙に有力なプロ・トランプ(親トランプ)候補を立てようとしているのです。そのなかで虎さんは、民主党と議員数が拮抗する上院選に、特に力を入れているようです。
3月5日のPOLITICO・newsは、「虎さんは、新党立ち上げ、親トランプのテレビ立ち上げ、新ソーシャルメディアの創設によって、政界のゴジラになると予想されていた。しかしいまの虎さんは、共和党との強力な関係を構築することによって共和党を仕切り、共和党のキング・メーカーになりつつある」と報じています。
リック・スコットは、全米共和党上院議員委員会院長です。日本的な言い方をすれば、国対委員長的な役割を果たしている実力者リッチ・マコーネルとは違った意味での共和党上院議員のトップです。
そのリックが、「現職共和党上院議員の全員当選が、来年の中間選挙での自分の役割である」と言明しています。
ところが、現職共和党上院議員のなかのひとりで、アラスカ州選出のリサ・マーカウスキーは、トランプ弾劾に賛成した上院議員7名のうちのひとりで、反トランプの代表格です。アラスカ共和党は、「来年の改選には、リサを出すべきではない」と反発を強めています。
リックがマール・ア・ラゴに虎さん詣でをしたとき、虎さんは「リックはダメ」と念を押しました。
その後、アラスカ州上院選の対抗馬として、二人の名が浮上しました。
ひとりは、FOXの人気司会者ローラ・イングラム。強力な対抗馬です。ふたり目は、元アラスカ州知事サラ・ペイリン。これまた強力な対抗馬で、彼女は、2008年の大統領選挙で共和党副大統領候補だった人物です。ティー・パーティー・ムーブメントのヒロインでもあります。
いずれも、虎さんの意向です。要するに、上院選も下院選も州知事選も、候補を決めているのは虎さんである、ということです。そのベースは、共和党員の圧倒的な虎さん支持です。
大統領選不正選挙疑惑の注目の州のひとつであるジョージア州は、州知事が共和党で、上院・下院ともに共和党が多数を占めています。が、1月5日の連邦上院議院選挙で2議席ともに民主党に取られてしまいました(同選挙も「バイデンジャンプ」の米国大統領選挙と同じく得票数の推移の仕方がとても奇妙で不正選挙の疑い濃厚です)。
そのなかのひとりがワーノックで、ジョージア州初の黒人上院議員誕生ということで話題になったりしました。ワーノックは、前任者引退後の空席を争う補選に勝利しましたが、来年が本来の任期満了なのでまた選挙をします。
虎さんは、その対抗馬として、元NFLランニングバックのハーシェル・ウォーカーを立てる意向です。ハーシェル・ウォーカーは、NFL界のレジェンドだそうです。
3月12日のPOLITICOは、虎さんが上院選に特に力を入れているとして、プロ・トランプのランド・ポール上院議員の次の言葉を紹介しています。
「虎さんは、上院選を応援しながら、影の大統領選挙運動をしている」
では、及川さんの動画をごらんください。
2021.03.16【米国】トランプ、次男妻ララ・トランプ他を上院選へ!大統領退任後「ゴジラ」にはならず共和党の「キングメーカー」に!!【及川幸久−BREAKING−】
ちなみに同州の現職は共和党リチャード・バーです。彼は、1月の弾劾裁判で賛成に票を投じた共和党上院議員7名のうちの一人です。
米国政治システムの基礎情報的なお話ですが、米国中間選挙は、現職議員がいる選挙区でも予備選挙をします。つまり、現職でも、予備選挙で勝ち抜かなければ、選挙に出馬することができません。
来年の中間選挙は、下院・上院・州知事と目白押しです。虎さんは、それらの選挙に有力なプロ・トランプ(親トランプ)候補を立てようとしているのです。そのなかで虎さんは、民主党と議員数が拮抗する上院選に、特に力を入れているようです。
3月5日のPOLITICO・newsは、「虎さんは、新党立ち上げ、親トランプのテレビ立ち上げ、新ソーシャルメディアの創設によって、政界のゴジラになると予想されていた。しかしいまの虎さんは、共和党との強力な関係を構築することによって共和党を仕切り、共和党のキング・メーカーになりつつある」と報じています。
リック・スコットは、全米共和党上院議員委員会院長です。日本的な言い方をすれば、国対委員長的な役割を果たしている実力者リッチ・マコーネルとは違った意味での共和党上院議員のトップです。
そのリックが、「現職共和党上院議員の全員当選が、来年の中間選挙での自分の役割である」と言明しています。
ところが、現職共和党上院議員のなかのひとりで、アラスカ州選出のリサ・マーカウスキーは、トランプ弾劾に賛成した上院議員7名のうちのひとりで、反トランプの代表格です。アラスカ共和党は、「来年の改選には、リサを出すべきではない」と反発を強めています。
リックがマール・ア・ラゴに虎さん詣でをしたとき、虎さんは「リックはダメ」と念を押しました。
その後、アラスカ州上院選の対抗馬として、二人の名が浮上しました。
ひとりは、FOXの人気司会者ローラ・イングラム。強力な対抗馬です。ふたり目は、元アラスカ州知事サラ・ペイリン。これまた強力な対抗馬で、彼女は、2008年の大統領選挙で共和党副大統領候補だった人物です。ティー・パーティー・ムーブメントのヒロインでもあります。
いずれも、虎さんの意向です。要するに、上院選も下院選も州知事選も、候補を決めているのは虎さんである、ということです。そのベースは、共和党員の圧倒的な虎さん支持です。
大統領選不正選挙疑惑の注目の州のひとつであるジョージア州は、州知事が共和党で、上院・下院ともに共和党が多数を占めています。が、1月5日の連邦上院議院選挙で2議席ともに民主党に取られてしまいました(同選挙も「バイデンジャンプ」の米国大統領選挙と同じく得票数の推移の仕方がとても奇妙で不正選挙の疑い濃厚です)。
そのなかのひとりがワーノックで、ジョージア州初の黒人上院議員誕生ということで話題になったりしました。ワーノックは、前任者引退後の空席を争う補選に勝利しましたが、来年が本来の任期満了なのでまた選挙をします。
虎さんは、その対抗馬として、元NFLランニングバックのハーシェル・ウォーカーを立てる意向です。ハーシェル・ウォーカーは、NFL界のレジェンドだそうです。
3月12日のPOLITICOは、虎さんが上院選に特に力を入れているとして、プロ・トランプのランド・ポール上院議員の次の言葉を紹介しています。
「虎さんは、上院選を応援しながら、影の大統領選挙運動をしている」
では、及川さんの動画をごらんください。
2021.03.16【米国】トランプ、次男妻ララ・トランプ他を上院選へ!大統領退任後「ゴジラ」にはならず共和党の「キングメーカー」に!!【及川幸久−BREAKING−】