
まずは、虎さん最新情報から。
虎さんは、2022年の中間選挙での勝利を2024年の大統領選挙の勝利につなげてゆくことを目論んでいます。
その場合、大統領選挙で明らかになった不正選挙の仕組みをそのままにしておくと、共和党が民主党に勝つことは永遠に不可能です。虎さんは、それをよく分かっています。
虎さんは、不正選挙の仕組みを正すために、来年の中間選挙で「州知事と州務長官をとる」ことを目指しています。州務長官が大統領選挙を仕切るので、何党のだれが州務長官になるかは、きわめて重要です。
昨年ジョージア州では、売電が1万2000票差で虎さんに勝ちました。
ところが、ジョージア州は、監視カメラ映像事件が周知されるところとなり、不正選挙疑惑の中心的存在となっています。それやこれやで、同州の疑惑の対象となる投票数は、数万から数十万票とされています。それを加算すれば、1万2000票の差など吹っ飛んでしまいます。
1月2日のワシントン・ポストは、「虎さんがラッフェンスパーガー州務長官に電話で選挙結果を覆すように圧力をかけた」と報じました。ラッフェンスパーガー州務長官はそのとき虎さんの圧力の被害者として振る舞いました。大統領選挙前には「自分は虎さんの支持者だ」と吹聴していたのにもかかわらず、窮地に陥った虎さんの足をひっぱったのです。
ところが3月12日のワシントン・ポストは、「1月2日の記事は誤りだった。虎さんは単によく調べてみてくださいとお願いしただけだった」と報じました。
以上のような経緯をふまえ、3月22日、虎さんの政治団体「SAVE AMERICA」は、現下院議員ジョディ・ハイスをGA州務長官選挙の候補者として推薦すると発表しました。むろん、現職のラッフェンスパーガーも同選挙に立候補します。共和党内での虎さん派と反虎さん派の一騎打ちです。
虎さんは、「現職の州務長官とちがって、ジョディは、ジョージア州を『信頼できるジョージア州』に導いてくれる」とジョディ候補を後押ししています。
次は、中共主導のRCEP続報です。
「世界最大の自由貿易圏の誕生」と、マスコミで大騒ぎされていますが、RCEPには、ISD条項がないことや、情報の盗用についての罰則規定がないことのほかに、日本農業を危機に陥れる可能性がきわめて大きいという看過しがたい問題があります。
中国の安い農産物が大量に押し寄せると、日本農業が壊滅的な打撃を蒙ることになりはしないかということです。
日本政府は「特段の影響はなく、国内生産量は維持される」などと楽観的な見通しを公にしていますが、それはとんでもないことです。
日本の穀物自給率は3割を割り込んでいます。そこに中国の安い農産物が大量に押し寄せると、農業経営は深甚な打撃を受け、生産能力が減少すると、ただでさえ上昇気味の食糧物価の上昇に拍車がかかる危険性が高いという状況に、今の日本農業はあります。
かつてのTPP以上に問題だらけのRCEPを批准することは、なんとしても阻止したいものです。
さて、詳細は及川幸久さんの動画をごらんください。
2021.03.24 因縁のジョージア州トランプが独自候補をRCEPで日本農業が危機【及川幸久−BREAKING−】