
一応基本的なことを申し上げておくと、SDGsは、Sustainable Development Goals の略称で、一般的には「持続可能な開発目標」と訳されています。蛇足ながら本当は、「持続可能な経済成長目標」と訳したほうがよいような気がいたしますけれど。
それはそれとして、私は、以前からSDGsには胡散臭いものを感じておりました。その感触は、ポリコレに対するものととても似ています。
当方は、受験業界に身を置いておりますので、SDGsが高校受験や大学受験にとってきわめて重要なテーマであることも知っていますし、また、ビジネスの世界でそれが無視できない大きなトレンドを形成していることも知ってはおります。
しかし、どうしても胡散臭さがぬぐいきれないのです。
ざっくりと申し上げましょう。
ポリコレが、国際リベラリズム発の胡散臭い思想運動であるとすれば、SDGsは、先細りのヨーロッパが、地球温暖化に続いて打ち出した胡散臭いグローバル経済戦略であるような気がするのです。いずれも国際金融資本のバックアップがあるのはもちろんのことです。
そういうふうに思っていたので、今回紹介する、企業コンサルタント・立川昭吾さんの動画は、私にとって、とても興味深いものです。
ポリコレやSDGsに対して私が胡散臭さを感じるのは、昔愛読した故・吉本隆明さんの「誰も文句をつけられないような、美しい言葉は信じるな」という構えにいまでも影響を受けているからでしょう。
では、ごらんください。
SDGs(エスディージーズ)の謎 何か怪しい?「令和の幽霊小話その壱」《企業再生のパイオニア、伝説のコンサルタント立川昭吾》企業再生チャンネルvol.61