行雲流水の如くに

株価下げの主役は欧米系の投資家だが、次はどう出るか?

この数日の株の上げ下げは何とも目まぐるしい。

専門家はその理由をもっともらしく解説するが、あまり真に受けないほうが良い。

証券会社や投資ファンド系の解説者は、概してポジショントーク。

日本は金融緩和を続けて超低金利でいてもらった方が彼らにとって都合が良いのだ。

一応彼らの話を聞くと、①アメリカの景気後退②日本の金利上げが原因だと言う。

それにしても今回のような反応は過剰だ。

 

富士川の戦いで、水鳥の羽音に驚いて浮足立った平家の軍勢みたいなものだ。

日銀が水鳥の羽音だとして日銀批判する連中もいるが、この程度の引き上げで驚く方が情けないのだ。

日本の低金利の円を借りて高金利のドルを買ういわゆる「キャリートレイド」をしていた連中はダメージを受けたようだ。

まあ、「人の褌で相撲を取る」ようなものだから今回はいい薬だ。

 

日本の経済力強化と国民生活の向上を考えた場合、アベクロミクスを修正して円高方向にもっていくのは正しい政策だ。


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コメント一覧

megii123
9vs9qvsqさん、こんにちは。
日本の株式市場の60%は海外勢が売り買いしています。
要するにいいようにコントロールされているのでしょう。
今回も突然のエレベーター相場、明らかに日本政府や日銀に対する脅しでしょう。
「金融緩和」まかりならぬ、です。
植田総裁の胆力はどうなんでしょう?
9vs9qvsq
この問題ではいつも、マスコミが真相を報道しない。そもそも、年金基金、日銀などが株を異常に高くしているバブルが存在する。そして、22年10月や今回のように、投機の存在がある。つまり、ファンドなどが空売りでもうける。円が高い先物買い契約をしておいて、大規模な空売り攻勢をかけて下がったら安い円を現物で買いドルに交換する。どんな株高よりも大もうけできるのだ。こうして、新自由主義とは、金融の度外れの自由に過ぎないのである。
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