正月には神社にお参りする。
お参りすれば何か良いことがあるという「夢と希望」を神様に託すからだろう。
意地悪く考えれば、そんな安易なことでうまくいくわけがないだろう、という気がしないわけでもない。
どこかの神社で巫女さんが集団でコロナ感染したというニュースを聞いて、ちょっと複雑な気持ちになった。
現役のころに、ある程度のポストを任された。
その時に良く読んだのが京都セラミックの創業者稲盛和夫さんの本だった。
稲盛は鹿児島県の出身で、その考え方の中心に西郷隆盛の「敬天愛人」の精神が息づいている。
私はだんだん年がいくに従って、ますますポジティブに明るく感謝して、という生き方になってきました。一切ネガティブなことは考えまい、と。
それはネガティブな心がネガティブなものを呼び込むと考えるからからなんです。
この数年、コロナ過に世界中が侵されて何となく鬱陶しい。
こんな時こそ「夢と希望」を神様に託すのも良い。
私は朝は愛犬と散歩に出かけるので運が良ければ日の出に会える。
元気をもらう瞬間である。
2020.2.26