小池東京都知事の学歴詐称問題(カイロ大学)がまた再燃した。
今回は小池知事の元側近小島敏郎氏だけにインパクトが大きい。
小島氏は環境省の役人だった時にクールビズでつながりが出来て、小池氏が東京都知事になった時に顧問に就任した。
今回の告発のポイントは、4年前のエジプト大使館による小池氏卒業証明書の声明のおかしさにある。
断定はしていないが、
小島氏の言い分は「小池百合子はカイロ大学を卒業していない」。
通常、日本の常識では大学の卒業証書があれば卒業したものとみなされる。
ところが一部の国では簡単に卒業証書がカネでやりとりされるのだ。
元東京都知事舛添要一氏は、
エジプトのあそこの大学っていうのは、適当に卒業証明書を偽造したりするめちゃくちゃいい加減なんですよ。ということは何が起きているかというと、エジプト政府に対して「借り」ができているわけですよ。
小池百合子には「人たらし」の才能がある。
若いころは日本新党の細川護熙、自民党では小泉純一郎に接近し大臣の座を射止めた。
東京都知事になってからは前原誠司を篭絡して希望の党設立を画策したが、「排除します」の発言で一転逆風。
しかし、したたかに、二階元幹事長(古い付き合いがある)や萩生田東京都連会長に接近、良好な関係築く。
ところがここにきて二階氏引退、東京15区で乙武洋匡擁立では自民・公明と隙間風が吹く。
さすがの小池百合子も自民党とのパイプが揺らぎ、内輪からの告発で神通力に陰りが出てきたようだ。