行雲流水の如くに

林檎の花を楽しむ

北海道はこのところ良い天気が続いている。

まさに「五月晴れ」

クラブアップル(リンゴ)の花が開き始めた。

桜の花のような豪華絢爛さはないが、素朴な可憐さが好ましい。

つい、島崎藤村の「初恋」を口ずさみたくなる。

 

まだあげ初めし前髪の 林檎のもとに見えしとき

前にさしたる花櫛の 花ある君と思ひけり

 

 

日光に詣でた松尾芭蕉が詠んだ句、

あらたふと青葉若葉の日の光

(なんとまあありがたいことか、松尾芭蕉の感動が伝わってきます)

青葉は、濃い色の葉っぱ。若葉はやや淡い柔らかい色の葉。

 


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コメント一覧

megii123
茉那さん
島崎藤村の「初恋」の詩はやはり林檎がふさわしいんでしょうね。
桜や梅だと少し重い気がしますし、もう少し大人の恋を連想しますから。

私も信州には観光やゴルフで良く行きました。
北海道の気候・風土に似ていたせいもあるのでしょう。
しかしコロナでこの数年旅行らしい旅行をしておりません。
残念ですね。
年内で収束してほしいものです。
hana04yama23 茉那
「やさしく白き手をのべて 林檎を我にあたへしは
薄紅の秋の実に 人こひ初めしはじめなり」

林檎の花は見たことがありませんが可憐な花ですね。
やがて「薄紅の実」になるのでしょう。

藤村の故郷馬篭へは4度行きました。
芭蕉の伊賀上野へは1度だけ行ったことがあります。
それぞれの作品を思い浮かべながら旅をするのは一層心に
残ります。

やはり平素からたくさんの作品に馴染んでおくことが大切なのでしょうね。

いつも刺激されております。
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