徒然草第117段に次のようなくだりがある。
よき友三つあり。一つには物くるる友、二つにはくすし、三つには智慧ある友。
二つ目のくすし(医者)や三つ目の智慧ある友は問題ないが、少し引っかかるのが「物くるる友」だ。
下心もなく友情のあかしとして物をくれることはうれしいものだ。
しかし何らかの下心があると厄介だ。
ましてや商売や許認可に絡む話だとただでは収まらない。
総務省の高級官僚は、今頃どんな思いでいるのだろうか?
昨日は猛烈な吹雪と大雪で、この地域は陸の孤島状態だった。
雪かきに精を出したせいか、今日の体重は1キロほど減少。
最近は直に大きな病院に行こうとしても断られる。
「”かかりつけ医”がおりますか?まずそちらで」、と言われる。
信頼できる「かかりつけ医」は、確かによき友だ。
札幌市百合が原公園
寒牡丹
「智慧ある友」というのも、なかなか見つけがたい。
だいたい多いのが「酒を好む人」。あるいは趣味を同じにする人だろうか?
しかし友というのは、意識的に友としようとしてなったわけでもなく、やはり「縁」があったということだろう。
札幌市百合が原公園
ミモザ