行雲流水の如くに

「よき友」とはどんな人だろうか?

徒然草第117段に次のようなくだりがある。

よき友三つあり。一つには物くるる友、二つにはくすし、三つには智慧ある友。

二つ目のくすし(医者)や三つ目の智慧ある友は問題ないが、少し引っかかるのが「物くるる友」だ。

下心もなく友情のあかしとして物をくれることはうれしいものだ。

しかし何らかの下心があると厄介だ。

ましてや商売や許認可に絡む話だとただでは収まらない。

総務省の高級官僚は、今頃どんな思いでいるのだろうか?

 

昨日は猛烈な吹雪と大雪で、この地域は陸の孤島状態だった。

雪かきに精を出したせいか、今日の体重は1キロほど減少。

 

最近は直に大きな病院に行こうとしても断られる。

「”かかりつけ医”がおりますか?まずそちらで」、と言われる。

信頼できる「かかりつけ医」は、確かによき友だ。

 

札幌市百合が原公園

寒牡丹

 

「智慧ある友」というのも、なかなか見つけがたい。

だいたい多いのが「酒を好む人」。あるいは趣味を同じにする人だろうか?

しかし友というのは、意識的に友としようとしてなったわけでもなく、やはり「縁」があったということだろう。

 

札幌市百合が原公園

ミモザ


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コメント一覧

megii123
toyoho16さん
おそらくこんなのは氷山の一角かもしれません。
速度制限50キロのところを60キロで走ったくらいの感覚でしょう。
たまたま見つかって運が悪かったと思うのか、それとも反省して倫理規定を遵守するのか、極めて微妙ですね。

鉄幹のこの詩は私も大好きで、若いころ良く歌いました。
青春の良き一頁です。

今年は例年になく雪が多く少々あごが上がっています。
ただ日の出が早くなりくれるのが遅くなっているので、春がすぐ近くまで来ている感じがしております。

コメントありがとうございました。
toyoho16
面白い比喩ですね。
しかしながら、彼らは貰いつけていると痛みなど感じなくなって
いるのでしょうねぇ。もし、文春砲なかりせば闇の中ならむかし
というところでしょうねぇ。

鉄幹ではないですが、私は酔ふほどに、
 ♪・・・友を選ばゞ書を読みて 六分の侠気四分の熱
 ♪・・・友の情をたづぬれば 義のある所火をも踏む
なんて歌いましたが、近年はその覇気もなくて。

末筆ながら除雪作業お疲れさまでした。当地も春の訪れは遅いで
すが、ようやく雪からは解放されそうです。失礼致しました。
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