田んぼがなくなると真っ先に滅ぶのがスズメだという。
田んぼがなくなると害虫などは同時に滅ぶ。稲や害虫を食べて生きていたスズメも同様にいなくなるのだ。
害虫と言われている虫は、人間にとっては害虫なのだが、自然界ではそれなりの価値があるのだろう。
北海道にも本格的な春が来た。
今まで溜めていたエネルギーを一斉に吐き出している感じだ。
今の社会は、役に立たないとか愛されていないと、存在価値がないようで、人間として生きにくい。
まるで害虫のような扱いだ。
有用性のないものでも共生できるような社会が望ましい。
オカメザクラが今年も咲いた。
しかし花をつけない枝が数本あった。
「桜を見る会」にへそを曲げたのかもしれない。
コロナウイールスの蔓延はグローバリズムの問題点を洗い出した。あっという間に世界中に広がる。
そしてもう一つの問題点は、都市集中である。
東京、大阪、名古屋、そして札幌と福岡。
専門家会議がおせっかいにも「新しい生活様式」なるものを提言したが、ピンボケも良いところ。
こんなわけのわからない生活様式でコロナウイールスを克服できると考えているのだろうか?
チューリップとムスカリは相性が良いのか、それともたまたまか、見ていると元気が出る。