行雲流水の如くに

一燈を頼むーー「言志四緑」佐藤一齋を読む

一燈を提げて暗夜を行く、暗夜を憂うること勿れ。只だ一燈を頼め。

 佐藤一齋

一つの提灯を提げて暗い夜道を歩くのが人生。

闇夜を心配することはない。一つの提灯を頼りにして行けばよいのだ。

その提灯が何であるかは人によって違うだろう。

私はそれを自分の信念とした。

佐藤一齋は江戸時代の儒学者。

 

やまあじさい

 

儒教というと「古臭い」と言われかねない。

しかし佐藤一齋の「言志四禄」を読んでみると素直に受け入れることが出来る。

人の前に天がある、という考えがあるからだろうか。

凡そ事を作すには、須らく天に事(つか)うるの心有るを要すべし。

人に示すの念あるを要せず。

 

アルケミラモリス

 

已むを得ざるに薄(せま)りて、しかる後に諸(これ)を外に発する者は花なり。

薔薇(ジークフリート)

ドイツ伝承の英雄の名前を冠するだけあってインパクトが強い。

今年も元気よく咲いた。

 

薔薇(アンネの想い出とバレリーナ)

アンネの想い出は好きなバラの一つ。残念なことに2年ほど前に野ネズミにかじられて瀕死の状態に。

ようやく再生したところ。

バレリーナは元気が良い。


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