《 空想から科学へ 》 奧菜主義革命~ 革命的奥菜主義者同盟非公然ブログ

奥菜恵さんは、精神と肉体の両方から無駄なものをすべて削ぎ落とし、必死に舞台に立っていた

歩きまわるなずな)「なァ、もう帰ろうよ」「あれっ?花火やんだ?」(空を見上げ耳をすます2人)

2007年03月08日 21時15分33秒 | Weblog
megちゃん、初の休演日、
いかがお過ごしですか?


きょうは、
「それはネタバレでしょ?」
と言われても、
「違うもん!」
と反論できる程度の、ほんの些細な、
ネタバレじゃないんだけれども、
ストーリーに関わる書き込みがあると
予告しておきたいと思います。
でも、これを読んだからといって、
お芝居が面白くなることも、つまらなくなることもない!
と断言しておきたいと思います。


奥菜恵さんに会えなくなって、はや2日。
次に『橋を渡ったら泣け』を観られるのは14日です。
あと、6日も奥菜さんに会えません。
仕事をして稼がないと、プレゼントも出来ませんからね。

こうして奥菜さんに会えなくなってみると、
あのお芝居における奥菜さんの良さが
ジワジワと蘇ってきます。

自意識過剰人間が、
やっと、やっと解りあえる人と出会えたのに、
その人との別れを受け入れる、そんなシーンを
ああいうふうに演じるとはね。
もう、やられた~!という感じです。



私がこんなことを書いちゃぁなんなんですが、
これまでに、奥菜さんの演技を上手だな、と思ったことは
あまりありません。(オイ、オイ、オイ!)
今回も発声法とか、他の役者さんと違うので、
上手だなあ~、とは感じません。

そんなふうに、こちらが油断していて
まったく身構えていないときに、

ガバッ!

とこちらのハートを奪っていくんですよね。



いや、

ド~ンッ!

とこちらの心の中に飛び込んでくる、と言うべきなのかな。

まあ、本当に、「ガバッ!」または「ド~ンッ!」なのよ。

缶詰が開かないシーン、まさにそうでしょう?



テクニックじゃなくて、感性で演じているんだな~、と
今回もつくづく思いました。
そういう演技に価値を認めることが出来ない人々から
酷評されちゃうんでしょうね。
私は奥菜さんの「ガバッ!」「ド~ンッ!」が
快感で、快感で。追っかけ、やめられない。



まだまだ長丁場。
奥菜さん、存分に楽しんで演じてくださいませ。