《 空想から科学へ 》 奧菜主義革命~ 革命的奥菜主義者同盟非公然ブログ

奥菜恵さんは、精神と肉体の両方から無駄なものをすべて削ぎ落とし、必死に舞台に立っていた

風雨強かるべし(9)人はパンのみにて生きるに非ず、されど……

2009年02月08日 08時58分57秒 | Weblog
いよいよ寝台特急「富士」号が大分駅ホームに入線です。

これから富士の上りを乗ろうとされている方へ差し出がましいアドバイスを。

ご存じの通り、今の富士には食堂車が無く、車内販売も翌朝から。
夕食、夜食、アルコール類は乗車前に購入しておくのが無難。
中津、門司、下関で、ある程度の長い停車がありますが、
そこでの購入を当てにしすぎるのは心臓に悪い。当てにしすぎるのは。
1/31乗車でも、売店での混雑があったので、
サヨナラ・フィーバーが加熱してくれば、もっと……心臓に悪い状況が。
上3駅では「買い足し」のつもりでいて、主食は乗車前に確保しておくべきです。

大分では駅弁をあれこれ迷ってはいけない。
重いから、もう少し乗車時が近づいてから、などと思ってはいけない。
改札内でも買えるところがあるだろう、等と思ってはいけない。

この3つを考えたおかげで私は冷や汗の思いをしました。

コンビニを含めて、4カ所で駅弁は売っていますが、
どれも大した差はありません。
迷うことに意味はありません。
新潟の『えび千両』を愛してやまないB級グルメの私が、
奥菜恵さんに誓って断言します。
「迷うだけの価値ね-ぞー!」
最初にピンと来た弁当を買ってしまった方がいい。

品薄なようで、全部の店を見てから決めよう、と思っているうちに、
「まあまあ、一番ましかな」と思った弁当が売り切れてました。
重いから、と考えているうちに、二番目にまともに思えた弁当が……
じゃ、改札内を見てみよう……、
改札内を探して、駅弁が売られていないことが分かり、
もう一度戻ってみたら、三番手が……。
結局どこでも買えそうな助六寿司を購入するはめに。

同じ目的で大分に来ている者がたくさんいるのだ、
ということを忘れないようにしましょう。
比較的たくさんの人が、自分と同じ考え、同じ行動でいるということを。

以前はアルコールの自販機が車内にあったこともありましたが、
今はそういう時代ではない。たばこの次はアルコールがやられますよ。
アルコールは買いすぎかな?くらいに準備を。
改札出て左の土産物屋さんに地酒の一合瓶が
4酒蔵×2種(たとえば大吟醸&純米)=8酒類程度品揃えされていて、
これは迷うだけの価値有り。ああ、酒が飲める体であったらなぁ。

車内の乾燥が半端じゃありません。
のどを確実にやられます。十分な対策を。
濡れタオルを掛けて寝ればよかったと、翌日、心の底から後悔しましたが、遅かった!
だから、ソフトドリンクも普段より3本多く準備した方がよいでしょう。
私は、普段より2本多く買いましたが、それでは足りませんでした。
ただ、ソフトドリンクは、途中でも入手の手段が残されています。
車内自販機、中津・門司・下関の停車時間、翌日の車販。
アルコール類の方が切実な話。飲めなくなってしまったから困らなかったけど。


それと、「富士」の入線は大変遅い。
入線して3分程度でドアが閉まる。
だから、「身軽な状態で、入線光景を撮影しよう」
などと考えて、荷物をコインロッカーに入れるのは厳禁。
そういうことをしちゃうとどうなるかは、ハイ、分かりますね~?

これからの車内を楽しく過ごそうってんで、弁当、飲み物を十分に購入すると
荷物は思いの外膨らみ、そのままじゃカメラが持てない。
荷物はホームのベンチに置く。
最初は荷物付近でカメラアングルを決めているが、
夢中になると、ここも気に入らない、ここも気に入らないで、
いつの間にか、荷物を遠く離れてしまう。
「弁当盗む奴はいないだろう」で、更に離れる。

弁当を盗む奴もいないでしょうが、
車内に運び込んでくれる人もいないので、
とにかく、入線して、ドアが開くと、もう発車の案内放送がされる、
くらいのつもりでいてください。


では、ラスト・ラン、ラスト・ライディングを存分に楽しんで来て下さい。
行ってらっしゃ~~い!