《 空想から科学へ 》 奧菜主義革命~ 革命的奥菜主義者同盟非公然ブログ

奥菜恵さんは、精神と肉体の両方から無駄なものをすべて削ぎ落とし、必死に舞台に立っていた

風雨強かるべし(16)大団円

2009年02月21日 20時32分25秒 | Weblog
いよいよ寝台特急「富士」乗車記も最終回。

富士が見えなくなったら二度寝。
寝てしまったらもったいないような気がしますが、
客車独特の揺れを楽しむのはこれが一番です。

丹那トンネル通過の轟音で目を覚まし、

寝府川あたりの相模湾の光景も楽しみ、

東海道線各駅で羨ましそうにブルトレの通過を見送るホームの人々のちょっとまぶしい視線を受け、

多摩川土手や蒲田近くの普通の踏切がカメラの放列に埋め尽くされていることにとても驚き、

そんなこんなの朝をしみじみ味わっているあいだに
寝台特急「富士」は17時間15分の旅を終え、
東京駅に滑り込みました。




ただし、上掲の画像はあくまで、イメージ画像であって、
2月1日に東京駅で「富士」を撮影したものではありません。
編成に詳しい人にすぐ指摘を受けそうですから、
あらかじめ告白しておきます。
それに、これ、どう見ても夕方の写真でしょ。

「最後の最後まで、よくもまあ……」