うれし涙を見るために・・・芽育学院

みんなの《うれし涙》を見るために・・学院長がソウルする!
 《うれし涙》こうして流す。
  《うれし涙》家族で流す。

あじさい

2023-06-02 14:09:28 | 講師から
こんにちは!
ルートアカデミー下田校、芦田と申します。

梅雨入りして雨の日が多くなりました。

空がどんよりするとなんだか気持ちまで落ち込んできそうな気がしますが、
周りが灰色だからこそ所々でぱぁっとさいている紫陽花が映えているような気がします。

皆さん紫陽花好きですか?!
私は大好きです!!

もう紫陽花って漢字がかわいすぎるし
色もフォルムもかわいい。最高。

私は傘を紫陽花カラーにしてこの雨の多い梅雨を毎日楽しむつもりです!



昨年のこの時期に植物園に紫陽花を
見に行ったのですが、紫陽花って思ったより沢山の種類があります。

清少納言や十二単、茜月といった古風な
名前の品種から

ダンスパーティにディープパープルなどかなり
ポップな名前もあり、

更にはちちんぷいぷい桂の地球(ほし)
というなんでそんな名前になったんや?
といったものまで。

個性豊かで見ていて飽きません。
しかも雨に濡れると魅力が増すではありませんか…!

こんな季節だからこそ楽しめるものを見つければ、ジメジメの梅雨だってへっちゃらですね。



そして「あじさい」を漢字で「紫陽花」と
書くようになったのには紆余曲折があったようで

もともとは唐時代の詩人である白楽天が書いた「白氏文集律詩」におさめられている漢詩の一節が由来になっているそうです。

その詩の中で白楽天は、友人から花の名前を聞かれて答える際に「陽光に映える紫色の花なので、紫陽花とでもしておこう」と詠みました。


ネーミングセンス抜群でございます
白楽天さん。


しかし白楽天が生きていたころの中国には私たちがイメージする紫陽花はまだなかったので、白楽天が詠んだ「紫陽花」は現代の紫陽花とは別の種類の花だそうです。

なので実際には、この花が何の花を表しているのか正確なところはわかっていないとか。

では何故、現代のあじさいが「紫陽花」と表記されるようになったのかは、平安時代の歌人兼学者であった源順(みなもとのしたごう)の勘違いが原因とのこと。

源順は「陽光に映える紫色の花」と聞いて、日本古来のガクアジサイのことだと思いこんでしまったため、紫陽花を当て字で「あじさい」と呼ぶようになったのです。



なんと勘違いで「紫陽花」になってしまったあじさいですが、とっても素敵な漢字なので結果良かったのではないでしょうか。


ぜひこの雨の季節、紫陽花の魅力に触れてみてください!
コメント
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