こんばんは。
koiです。
トイレが綺麗になりました。
これまでうちの回だけ洋式ではなかったのですがようやく。
トイレの洋式の歴史は、19世紀後半から始まったとされています。
それ以前は、トイレは主に和式であり、床に穴を開けて排泄物を直接下に落としていました。
1870年代になると、洋式のトイレが欧米諸国で一般的になり、日本にも輸入されました。
当時は、水洗式のトイレはまだ一般的ではありませんでしたが、やがて流し込む水の勢いで便器の中を洗浄する、つまり“水洗式”のトイレが登場しました。
1918年には、日本で初めて自動洗浄便器が発売されました。
自動洗浄便器は、内蔵された電線で一定の時間ごとに水を流しながら、便器内を自動的に清掃する仕組みでした。
また、この時期からはじめて紙製のトイレットペーパーが販売されるようになり、トイレの利便性が大幅に向上しました。
戦後の1950年代には、日本国内でも洋式のトイレが一般的になってきました。
当初は、高級住宅などでしか使用されていませんでしたが、住宅需要の増加と共に、一般家庭でも普及し始めました。
1963年には、日本で初めて流動式水洗便器が発売され、従来の水洗式よりも水の節約ができるようになりました。
そして、1980年代に入ると、洋式トイレに様々な機能が加わり、便器に空気清浄機や暖房器具などが取り付けられるようになってきました。
現在では、高齢者向けの便座昇降装置や便器内で自動的に汚れを検知する機能など、多様な機能を備えた高性能なトイレが数多く発売されています。
これらの進化は、トイレを衛生的で快適な空間として捉えるようになった社会によって求められるものであり、またトイレの機能追加は、人々の生活スタイルが変化していく中でますます重要になっていると言えます。