『 ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』
これは映画のタイトル。
9.11のテロで父親を失った少年が、父の遺品である一本の鍵に合う鍵穴を探そうとニューヨーク中を旅する話。
悲しみを乗り越えていく姿を「リトル・ダンサー」のスティーヴン・ダルドリー監督が映画化したもの。
リトルダンサーもすばらしい映画でしたが、こちらも良かったです。
我が家は週末子供が寝たあとは必ず、夫婦で1~2本映画を見ますが
見終わって、まぁまぁ、面白かった。というのが大半の中、
コレは2人揃って、良い映画だねぇ。。と同じ感想でした。
あまり色々かきたくないのですが、物語の背景が9.11という設定なので、本国ではバッシングもあったようですし、
体験された方は見て苦しい思いをする方もまだいると思いますが、
作品が表現したいのは、あの悲惨さではなく、ある家族の再生の物語です。
見るべき映画のひとつだと思いました。
似た題材があったので、最近良かった絵本のご紹介。
たまたまですが、最近図書館でリクエストしてかりた絵本。
『綱渡りの男』ツインタワーを綱渡りする大道芸人の話です。大型本で、絵も素晴らしいですが
今はもう無いタワーの話。心にしみます。
『またあえたね』シンプルなあたりまえの文章だけにいろいろ考えられる。
再生の物語。友人のお兄さんが翻訳していて、お願いして購入しました。
『マンヒのいえ』一年生の推薦図書です。
ある家族のお家の中の様子が手に取るように分かる、絵が素敵な本。
国は違っても、何だか懐かしいような。。絵の中にあたたかい人の気配が感じられます。
最近一人で図書館に立ち寄れるようになったので、本のリクエストをするようになりました。
本棚になければ、大体地下の書庫にあってしばらく待つと持ってきていただけるのですが、
無ければ、ほかの自治体からかりて頂ける事も。
その時は特別な袋に入ってきます、延滞するわけにはいきませんね!
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます