バルセロナの街を離れて、鉄道で気持ちのいい田舎へ出発。
目指すのはガウディのコロニアグエル教会、地下聖堂。今回の旅行で絶対に行くと決めていたところ。
最大のパトロン、グエルさんの持つ繊維工場の従業員のための工業コロニーで、街全体が作品です。
約20年前、真夏にこの教会を訪れたのですが、鉄の外扉がかたく閉まっており
地団駄踏んで帰った場所でもあり、これはリベンジ。
気持ちの良い無人駅からの町への道。
いつか行くんだと決めて、扉シリーズとして当時開かなかった扉の絵も書きました。
教会は不況やパトロンが亡くなった事もあり、全体が完成する事なく幻の建築に終わりましたが、
聖堂の半地下部分が見学できます。
ここで様々な実験をして、その後サグラダファミリアの設計に生かされているらしい。
この花の窓、花びらがひらくように回転して開閉するのです。
周辺の19世紀末の町並みも素敵でした。
」
クリスマスイブだから?観光局のほとんどいないこの町で、日本人カップルに遭遇。
私のリベンジ話をすると、彼女たちは今パリからやって来たところで、
前回1度目に行かずに後悔して、この度2度目のベルサイユ宮殿がデモで見学できず、
いつかの日に3度目のトライをするそう。きっと感動が3倍だろうね。笑
↓ 往復の鉄道の中の手すり、蕾みたいに四方にふくらんでいて、みんなでつかまれていい!
さてさて、市内に戻り旧市街を適当にホテルまで歩いたら、迷路のような道で完全迷子。
おかげで美味しいタパス屋さんを発見して昼食にすることにした。
それでも好きなもの4種を選び、好きなドリンク、デザート付きで10ユーロ。
これはいい!!
また適当に歩き、パッと開けた広場が泊まっているホテルの前の大きな教会だった。
広場でトンボ飛ばしの練習ばかりしていないで、中も見てみようよ。と、ゴシック建築のカテドラル内部へ。
やはり、、、歴史を持つものにはかなわない部分もあるよね、と重厚で神聖な空間に酔い。
ヤシの木と緑しげる中庭と、アーチを見て、
頭の中になぜかピアノ、なき王女のためのパヴァーヌがずっとなっていた。
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