スダー橋へ行く途中に湖で取れた魚を売る露店が並んでおり、妻が「停まって~!」と言うが、田舎の対面通行の道路も制限速度は80キロ。急に言われても停まれない。橋からウドンタニへの道をワンサモー経由にし、帰りに同じ場所を通るので立ち寄った。場所は
こちらをクリック。写真の大きな魚は鯰の仲間らしく価格はサイズによって300バーツ前後。私は興味が有ったが、結局妻は買わなかった。
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もう一つ面白そうだったのが、こちらの干した小魚。生魚をそのまま干しているそうだ。イサーン(タイ東北部)では炒ってナムプリック(唐辛子が入ったペースト)にするそうだが、私は煮干しの代わりにならないかと思って買った。100g20バーツだった。炒って食べると魚臭さと油っぽさを感じた。強めに炒ると出汁を取ったり出来ないかと期待しているが、未だ試してない。
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こちらは妻がパラー(魚の発行調味料)を作ると買った魚。1キロ40バーツだった。イサーンではプラーカオ(白い魚)と呼んでいる。「自宅へ帰着するのが19時。それから夕食を作って、パラーの仕込みなんて止めておけ」と私が言うのだが、「普段は新鮮な魚をまとまって入手出来ないので、今日が美味しいパラーを仕込むチャンス」と妻は言う事を聞かない。パラーはどこでも売っているが、醗酵とは程遠い臭いなのが大部分。腐敗臭ならまだ普通。酷いのは大腸菌が繁殖して○んこ臭いのまである。魚の塩辛のような匂いの本当に美味しいパラーはすぐ売れるので入手は困難。欲しければ自分で作るしかないのだ。この日は帰ってから腹を抜いて塩漬け。数日後に新鮮な糠を仕入れて壷へ漬け込んだ。
イサーン料理に欠かせない調味料がパラー。美味しいパラー無しに美味しいイサーン料理は出来ないのだ。
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私、‘パラー’で作る‘ナムプリック’やソムタムに入れる汁の‘調味料’が、大好きです。
昔から、‘塩辛’や‘くさやの干物’が好きだったので、
タイに来て、‘ナムプリックパラー’や‘ソムタムパラー’には、全然、抵抗がありません。
発酵した塩辛いパラーは、そのままでも食べられます。
ソムタム、プー、パラ― ってありますが、ホントに臭いものもあって、全部毛嫌いしてました。
なるほど、旨いパラ―って手に入りにくいモノだったんだ。
超納得しました。
ところでイサーンの方は大腸菌入りのパラ―を食べてダイジョウビなんですか?
イサーン料理は食材のタブーも少なく
奥が深いと思います。
但し最近は旨味調味料を多用し濃い味ですから
そのままイサーンで食べれば日本人には厳しいでしょう。
義父が料理が得意で、遊びに行くと美味しい物を作って待っていたのですが、
亡くなってしまいました。
NAOさん
NAOさんは魚の醗酵食品が得意なのですね。
私もパラーの魚を焼いて食べたりします。
これがあれば御飯も酒もいくらでも(笑)
mugaさん
パラーと豚骨ラーメンは似ていると思います。
他の人には獣臭くて鼻が曲がるようなラーメンでも
それを食べて育った人には美味しく感じる。
製法により味や匂い(臭い?)はいろいろです。
蛆が湧いたのが美味しいと言う人まで居るそうです。
人間の味覚や嗜好は面白いです。
大腸菌入りの○んこ臭いパラーですが
加熱してから使うようです。
我が家の池には体長が40cm程に育った鯰がたくさんいます。
プラニンなら食べますが鯰は見るのも苦手ですが、他所のお宅を訪問した際に出されたならば「清水の舞台」法則を自己発動させ社交を保ちます。(爆)
北九州の豚骨ラーメン大嫌いでした。
豚小屋の匂いがするんですよね。考えただけでもクサッ!!
博多で食べて、はじめて旨さを知りました。匂いを消す工夫が違ってるようです。
パラ―もそんな感じで、50㎞も離れると別物なのかもしれませんね。
ということは?チェンマイで食べるパラ―って、仙台で食べる豚骨ラーメンのようなもの??
掻き揚げは美味しそうですね。
妻へ話したら作ってみようと言ってます。
市場で売っている鯰を食べると
私と娘は体が痒くなってしまいます。
餌が原因だろうと思います。
mugaさん
ウドンが好きと書かれたので
ラーメンもかと話題を振って見ましたらヤハリ。
私は臭い豚骨ラーメンを食べると
濡れた野良犬を触った後の手の臭いを思い出します。
あの臭いは肉が分解した(古くなった)時の臭いで
古いスープに新しいスープを注ぎ足す呼び戻しと言う手法も関係しますし、
材料の鮮度も関係あります。
新鮮な材料だけで作った新しいスープは臭いません。
だからタイの豚骨ラーメンの多くは臭いませんね。
パラーも材料の違い、地域差や作り手の個人差でラーメン以上に多様です。
私が食べられるのは、その極一部分だけです。
加熱している時のあの臭いを嗅ぐと、更に幅が狭まります。