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北京での日々は??

北京で考えること(北京には物乞いが)

2010-10-24 16:21:03 | Weblog
物乞いが!!!!

これはかなりショックですね。
かつてのメキシコにも多くのそんな人がいました。
でも、メキシコの場合はかなり貧乏な国という先入観があったので、それなりに見ていたのですが?

でも、この超大国の北京に、物乞いがいる。これはかなりのショックです。
まず最初に目についたのは、地下鉄の中。(そう、最近は地下鉄を上手に利用しています。それも東京のパスネットのようなものを購入し、かなり自在に利用しています。この話題はまた別の機会に!)

走っている車両の中を、老夫婦(一人は視覚障害者)が車両の中で乗客に物乞いをしているのです。まぁ、殆どの乗客が相手にはしていませんが。でも、これはかなりショックです。明らかに、貧乏というのか、働くこともできない様子の年寄です。でもこれを放置している当局も問題でしょうけれど。(聞くところによると地下鉄構内には物乞い禁止の標識があるとか?まだ見ていませんが?)

また、地下鉄出入り口にも手足の不自由な人が同様の行為をしています。
ここまではそれなりに考えることはできますが、でも先日遭遇した物乞いには驚愕でした。
地下鉄入口の通路で、中年の夫婦らしき人、もしくは兄妹かも?が年老いた老婆をはさみ(老婆は布団に仰向けに寝ている)、間断なく「謝謝」と言っている。これには何というのか、不通の人には耐えきれない光景です。
でも、殆どの人がそのまま行き来している。
一体、どうなっているのでしょうね。
これって、プロ??の集団?と疑念もはさみましたが。

そこを出ると今度は道路のそばで、幼稚園ぐらいの年齢の子供を抱きかかえた女性がしきりに子供をなでながら座り込んでいる。もちろん粗末な服を着た物乞いです。

考えることが多い毎日です。
ショックです。

もしかしたら、これもプロの集団???

日本にもホームレスという社会組織がありますが、でも物乞いはしていませんよね。
自立している。
これって、どこが違うのでしょうね。

北京で考えること

2010-10-20 14:43:52 | Weblog
今年5月から始まった上海万博も、まもなくフィナーレ。大阪万博の入場者数もしのぐ過去最高の入場者数達成が確実とのこと。大成功ですね。
日本でもそうだったように、万博後の中国の経済は一層の加速が期待されます。
日本の場合は東京オリンピックの6年後の大阪万博、中国は北京オリンピックの2年後、すごいスピードです。

他方、このところ例の尖閣列島問題以来、先週末に加え、今週に入っても反日デモが勃発しています。でもこのデモもよく見ると、北京ではなく、内陸部のみで許可されている様子です。つまり、目立つところのデモは許可されていなくて、内陸部のみデモの許可がなされている。これって何か意図的なものを感じさせます。
また、この報道は英語でのみなされ、中国語での報道は規制されています。

このような状況下、一体、中国とどのように付き合っていけば良いのか、過去から何を学び、今に何を活かすべきなのか、今後の方針、戦略を考えるところです。

今後のことで、一般論を言えば、アジア市場、特に中国市場への進出、さらにはその消費力を日本に呼び込むことは、重要なことだと思います。でも、その戦略が問題というのか不可欠な要素です。とにかく考え方が大きく違うのですから。

中国が抱える格差も大きな問題です。庶民(大多数)と富裕層の格差、相当に大きな格差です。
中国市場の特徴を考慮し、と言ってもよくわからないのですが?でも、人々が急速に購買力を上げていることは事実です。すごい勢いです。
それに人々も追いつき追い越せの勢いが各所にみられます。
でも、格差はどうしたらいいのか?

こんなことを最近考えている気まぐれ北京在住人です。