艾未未氏が保釈 2011-06-28 10:04:37 | Weblog 「中国当局に拘束されていた著名芸術家の艾未未氏が保釈された」とのニュースは未だ目新しい。 この国にいると、この意味するところは何であろうかとつい考える。 国際社会からの人権批判が渦巻く中、7月1日は共産党成立90周年を迎える。 世界の人々の関心は高まるばかりである。
夏対策(気について) 2011-06-27 11:36:50 | Weblog 中国にいるとやはりこの「気」の話になる。 こんなお話が!! 中医学的には、一般的に「気」が強い人、大きい人ほど夏バテになりにくく、逆に「気」が足りない人は夏バテになりやすいとか。 自分自身が持っている「気」の消耗によってさまざまな症状が現れるそうです。 「本来、人間の身体は、秋に元気を蓄え、冬は休息、春になったら成長し、夏に体の中の悪い”気”を放出するといった、一年間のサイクルがインプットされているそうです。夏は1年で汗をかく1回きりのチャンス」 「汗も排便、利尿と同じように体内の排出物としての役割を持ているとか。夏にしっかりと汗をかかないことが病気の種となるとか。特に女性は美容のためにもしっかりと汗をかいて、美しく健康な肌を手に入れるチャンス」 だそうです。
やはり現実に???? 2011-06-16 09:36:54 | Weblog 311以降考えていたことがやはり現実問題として生じてきている感がするのは、小生のみではあるまい。 常に前向きにと思ってはいても、一人の力では??? それに現実問題として目の前で繰り広げられる政局の動向とか、また国際関係に対して無頓着? (実際には様々な方々が動いているのだろうが?) 周辺諸国の動きとか、これからの国際関係戦略関係についての大きな目標というのかやはり戦略、ヴィジョン、これらが希薄に感じられるのは小生のみではあるまい。 やはり日本は世界の常識からかけ離れた、異端の国なのだろうか?つまり世界的な普遍価値から外れた国なのだろうか? 長い鎖国の時代がこのような風土を持ち込んだのだろうか? 決して島国だからとは言わせない。 英国だって島国だし、でもあのように世界を制覇した国なのだから。 この国は果たしてどのような国家を目指すのか? 海外に長くいると、ついそのようなことを考える。 国家戦略なき国家? そして無意識に欧米への追随を行っている国家なのだろうか? そんなことを考えている時に、下記の記事を見つけた。まだ書物は読んでいないが、その前書きの一部を目にする事があったので下記に一部を引用した。 「、、、、、、、、このような変化は、震災前から警告されてきましたが、政治はこうした変化に向き合わず、財政出動やバラマキ福祉で問題を先送りしてきたため、政府債務が破滅的な規模に膨張しています。こうした経済の衰退と政治の劣化が、今回の震災では顕在化しました。 後世の歴史家が振り返ると、今度の大震災は衰退する日本にとどめを刺した出来事と位置づけられるかもしれません。原発は大量生産・大量消費の高度成長の象徴でした。そういう豊かさを「あまねく公平」にわけあう生活が原発とともに終わり、これからは縮んでゆく経済の中で、無駄なものを切り捨てる決断が必要になるでしょう。」
きことわ 2011-06-07 09:53:17 | Weblog 遅れてきた文芸春秋3月号で芥川賞に選ばれた「きことわ」を読んだ。 事前にいくつかのニュースなどで共に選ばれた「苦役列車」についてもその題名は知っていたが、それぞれの内容はよくは掴めていなかった。 当初は「きことわ」に出てくる地名とか時代背景が当時住んでいた逗子界隈の情景とかにまじりあい、同時にその文体というのか言葉遣いに酔いながらその文章が織りなすどこをさまよっているのかわからない迷宮の世界の中を「きことわ」の両者、それと著者と旅しているようであったが、途中からその状況があまりに非日常的あるいは具体性に乏しい様子に気が付き始めた。 あまりにふわふわ感がありすぎて、読んでいる自分自身を取り戻すのに必死になってきた。 それに比較し、「苦役列車」はあまりにも印象的。というよりもこれまた知っているようであまりにのぞきたくない世界をズバリと表現していて現実を見据える力を与えてくれる。 両極端の世界を見つめることが出来たこの週末だった。