All Japan

北京での日々は??

再び シュガーロード(Sugar Road)

2011-12-23 14:53:12 | Weblog
ひょんな事から再びシュガーロードを思い出した。

それも過去の思い込みからの修正という事になる。

これまでシュガーロードの基点(起点)は長崎(出島)からと思い込んでいたが、長崎、出島ではなく、同じ長崎でも平戸からという事を知った。
ザビエルの到来と同じくして砂糖も再び日本にやって来たのだ。(当初は奈良時代前後におそらく大陸である中国から)
でも砂糖が大量にやって来たのはこの時代、すなわちザビエルの時代。

ザビエルが初めて日本にやって来たのは1549年、鹿児島。

その翌年の1550年、長崎の平戸に上陸。

すなわちこの年にポルトガル貿易によって大量の砂糖が日本に上陸したことになる。

何故大量の?
これまた面白い事が判明?
もちろん砂糖は主たる輸入品ではあったが、同時に長い航海における帆船のバランスをとるそこにとしても重要だったとの事。これは初めて知った。

そんな訳で、豊富な砂糖を使ったお菓子の事始めは平戸からという事になる。

思い込みは全く持って恐ろしい?

これまでシュガーロードは長崎に始まり(カステラとか、特に私が大好きな朱欒漬け、その他の甘いお菓子)、その道々、小倉に至るまでに小城の羊羹、卵の黄身で作った何とかそうめん?砂糖がたっぷりとまぶしてあるお菓子、これらが小倉に続く街道沿いにある事から、そう思い込んでいました。

最初は砂糖貿易の拠点は平戸でその後長崎出島に移行したのですね。もっと歴史を勉強しないといけません。猛省しています。

同時に、これまで平戸が西洋のお菓子のルーツだとは全く知らなかった。平戸の皆さん、ごめんなさい。

参考:松浦家所蔵の「百菓之図」

おまけその1
長崎のお料理にはお砂糖をたっぷり使うものが多い。
そこで、「あまい」が「うまい」に変化していったと、昔々聞いたことがありました。

東京は?きれいですね。

2011-12-19 11:00:23 | Weblog
先週は出張と健診も兼ね、久しぶりに東京に帰りました。
まず驚いたのは、北京から東京へ向かう飛行機の速いこと。
通常、北京を夕方発つと羽田には21時過ぎに着くのが着陸は20時20分。
この時期の季節風の影響とか、それにしても40分近くも早く着陸とはびっくり、おかげで検疫などを通り、荷物をピックアップしロビーに出たのは21時前。

東京の電車も素晴らしいの一言。きれいだし静かだし、やはり日本という国は凄い国なのでしょうか?或いはここ北京が変なのかな?

最近は北京から帰った日は羽田着が遅くなるので、ゆっくりするつもりでホテルに泊まることが多いので、この日もホテル泊まり。
良いホテルを予約していたのでここでものんびりお風呂に入り静かにご就寝。
お陰様で翌朝遅くまでぐっすりと眠っていました。

午前中は会議。移動の地下鉄もついつい比較し、やはり日本っていいなぁの感嘆詞ばかり。

外から見て初めて分かる?この経験を改めて感じた東京初日でした。