日頃市内での交通機関はその殆どを地下鉄、バスの公共交通機関を利用している。タクシーを利用する事もあるが、可能な限り公共交通機関を利用して、実際の人々の姿、タウンウォッチングの機会を逃さないようにしている。
そんな中で、これは素晴らしいと思うものが、特にバスにおけるシニアへの座席の譲りあいである。(もちろん地下鉄でもあるが)
筆者自身も何度となくバスの中では、席を譲られたほか、また女性(あるいは男性)の車掌が座っていた若者を立たせ、私を座らせてくれたことも数回ありました。
(これは特に疲れている時にはうれしいのですが、本人はまだ若いと思っているので面映ゆい気持ちです。本人はまだまだ若いと思っていても外見は白髪が目立ってきたり、時には疲れた顔をしているので老人に見えるのでしょうね。)
ところで、これをきちんと大きな声で指示する車掌の姿、またそれを素直に受け入れる若者の態度など、日本ではなかなか見られなくなった今、新鮮で感動を覚えます。
このような感動を受けるのは私だけでしょうか?
道徳心がないといわれる昨今の中国での新たな感激です。
(車内での大きな声での携帯電話の会話には驚きますが?)
高齢者への「公徳心」
素晴らしいと思います。
何十年か前の東京では、このような光景はいつでもどこでもあったと思います。
その内に、公徳心がなくなり、その結果、優先席が出来たのでしょうか?
しばらくすると、その優先席でさえも、そこには誰かれの区別なく、もちろん若い人も平気で座り(空席がある場合は良いのですが)、老人、あるいは妊娠している女性が来ても譲らない例を多く目にします。どうしてこのような社会になってしまったのでしょうか?
全て大人が悪い、あるいは社会が悪いと片づけられるのですか?