走れ?コータロー

東京の多摩川沿いから。
   趣味と家族で徒然なるまま。

庄三郎丸さんでヒラメ五目船に乗船

2021-05-03 13:47:53 | 釣行記
GW前半、5月1日に平塚の庄三郎丸さんへ。
釣り物は、ライトタックル(50号)を使用したヒラメ五目船です。
餌となるカタクチイワシの接岸が乗合開始の目安のようです。
例年よりは遅めのスタートかもしれないですね。

当初、5月2日に乗船予定で予約も完了していたのですが、4月29日の時点で調べてみると、ちと風が怪しい。。
この時期は、寒気の流入やら低気圧やらで天気が変わりやすいので週間予報だけでは、判断材料としては乏しい。

自分はSCWの波浪予報のみチェック(SCWの風速予想が出てないタイミングだった)で、なんとか行けるんじゃない?程度に思っていたのですが、今回の幹事さんはより精緻に調べてくれていて、「5月2日船出ないかも・・・」との事。急遽、前日の船に予約を変更でき無事乗船できました。幹事さんには感謝です。
相模湾は、東京湾と違って外洋に面しているのでシビアに見極めないとダメですね。実際、翌日は出船中止となっていたので幹事さんのナイスプレーでした。

まずは当日の潮回り。実釣時間が下げっぱなし。


出船は6時30分。沖上がり13時30分です。
出船後にエサとなるカタクチイワシをサビキで釣って、数がたまったらヒラメ釣りに移行するスタイル。生き餌を使った釣り、いいですね~。

出船直後の左舷の様子。


当日は、私と長男坊含め、グループ計6名。
グループでの予約だったので、あらかじめ釣り座は確保していただいております。さすがに、四隅はとれませんけど左舷オオドモの前から6名の並びです。

◇使用タックル◇
今回は2人で3本の竿を使い分けしました。

【1】長男坊のカタクチイワシ用
ロッド:スズミ 凪舟メバル 300 
(中通し竿なのでサビキ仕掛けが竿に絡みづらい)
リール:ダイワ プリード 150SH-DH 
ライン:デュエル PEライン ハードコア X4 マーキングシステム 1.5号

【2】カタクチイワシの際は自分が使い、ヒラメの際は長男へ
ロッド:プロマリン ボートストライカー3 64-30-210 
リール:シマノ リール 12 幻風 タイプG 300
ライン:デュエル PEライン ハードコア X4 マーキングシステム 1.5号
このタックルはヒラメの際は長男に使ってもらいます。

【3】自分のヒラメ用
ロッド:シマノ ライトゲームBB TYPE82 H190 
リール:シマノ リール 12 幻風 タイプG 300
ライン:デュエル PEライン ハードコア X4 マーキングシステム 1.5号

初めてのヒラメ釣り(ライトタックル)ですので、事前にいろいろ調べてタックルを決めました。
最初のカタクチイワシの仕掛けは、船上で1セットいただけるのですが、針数9本と多いので慣れない長男坊が手前マツリとかで時間をロスしないように、竿は中通しを使ってもらい、仕掛けも市販の6本針としました。
オマツリはつきものですが、事前準備でリスク下げられるならできるだけ用意した方が、お互いのためですしね。

こちらが事前に購入して持ち込んだ6本針、枝間13センチくらい。


こちらは今回船上で配布いただいた、9本針。

事前に購入するなら、スキン系ではなく白いハゲ皮系を使った方が、良いと思います。
サビキ仕掛けは、道糸に直結し、下にはオモリ20号~30号程度で。コマセカゴ等は使いません。群れに直接おとして、群れが移動したら船も移動という感じです。

今回は20号を使用しましたが、潮止まりの時間だったので、それほど流されませんでした。使っても30号までにしといたほうが楽ですね。

で、平塚沖から大磯沖でカタクチイワシ釣り。
ずらずらずら~と子供の日ばりのこいのぼり状態。
ベイトの回遊にあわせて船を移動しますが、タナはおおむね10m~2m、海面までなんて時もありました。
ベタナギですね~。

群れによって、釣れるサイズも違ったり、サバが釣れたり。
正味1時間半~2時間程度でしょうか、ストック十分!
いちおう、ヒラメを狙う際に1本針なら30尾、2本針なら60尾目安との事。
乗合船なので、全体のストック状況を見極めてからヒラメ釣りに移行します。
イワシが飛び出しちゃうので、上に蓋する感じでフェイスタオルおいてます。
また、観賞魚用のネット(魚すくい)も必携ですね。船宿さんでは、用意がないので必ず持って行きましょう。

さて、ヒラメ釣りへ。大磯沖からスタートです。
自分は、使っていた竿を長男へ渡して、ライトゲーム竿へ。
仕掛けは、2本針仕掛けに50号オモリ。
天秤は使わず、胴付きの部類の仕掛けですね。
船宿仕掛けは、捨て糸部分10cm程度、2セットで500円で購入可能です。
根周りを攻める際は、船にサバ短冊が用意されていたので使いたい人はどうぞ!との事でした。

2本針の仕掛けの場合は、下針にサバ、上針にイワシ、だそうです。
エサのストックが十分じゃない場合でも、上記のようにしてくださいとの事でした。

カタクチイワシは口が開いた状態で針付けしてしまうと、弱りが早いとの事で下顎から上顎へ口を閉じた状態で針に刺します。
仕掛けのハリには、軸部分にやや大きめの夜行ビーズが止めてある物もあり、その場所でイワシの口が止まるように配慮されていました。

下げ潮の中という事もあり、スタート後は船上あまり芳しくない感じ。
ポイントに早々に見切りをつけて、船を東へ走らせます。
江の島を左手に、一路葉山沖へ。

ポイント周辺、左手に江の島が見えます。

結果的にはこの周辺で、最後まで流し替えながら本命を狙う形になりました。
砂地と小さな岩礁を、丁寧に流し替えながら攻め続けるんですが、なかなか厳しい状況。

根周りで長男坊が良型のメバルゲット。
少し、風が出てきた感じ。

私も同じようなポイントでカサゴゲット。

日も高くなり、風も出てきて潮も動き始めたあたり、時間にすると12時くらいから、やや雰囲気が良くなってきました。

船中で良型マゴチ、小さいながら本命ヒラメも上がったのと事。
私の竿にも待望のアタリ。クンクン、と竿を小突く感じでしたが、すぐに離されてしまいました・・・。マゴチのアタリの出方と似てました。

残り30分、雨が降ってきたのでカッパを着替える為、置き竿にしていた長男坊の竿が激しくアタってます!
気づいた長男が教えてくれて、私が竿を持ち替えてアワセると、無事フッキング。

上がってきたのは35センチ程度の本命!下針のイワシにヒットです。

1本は1本、初ヒラメゲットおめでとう!

本人的には、釣ったというよりも釣れたという感じなので納得感が薄いようでしたけどね。
波も出てきて、船も上下に揺れている中置き竿で釣れた。
この点、今回の反省材料に繋がってくるわけで、自分のはライトロッドで82調子、長男坊は64調子。攻めの釣りではアタリが明敏にとれる82調子なんでしょうけど、食わせ重視というなら64調子で良いのかもしれません。
結局のところ、どんな竿でもその特性を理解した使い方が出来れば、釣果に繋がるのでしょうけど(当たり前ですよねぇ・・・)、なかなかその域に達するには釣行を重ねないといけませんねぇ。


その後、数回自分にもアタリがありましたがフッキングには至らず沖上がりの13時30分となりました。

さて、釣果。
ヒラメ 1
サバ 2
メバル 1
カサゴ 1
ワカシ 1
カタクチイワシ たくさん



カタクチイワシは天ぷらとつみれ汁(みそ仕立て)

〆サバ

サバとワカシ塩焼き

ヒラメの刺身

メバルは煮つけにして、実家へ。
カサゴは刺身で。

海の恵みを最大限楽しませてもらいました。
食味ももちろんですが、気持ちもリフレッシュ!
自然に感謝ですね。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿