3DS、「スティールダイバー」で遊んでみたよ日記。

2011年05月18日 | 団長は断腸の思い
というワケで、ようやく3DSの「スティールダイバー」をプレイしてみたので
ちょこっとレビューでも書いてみよう。

→スティールダイバー公式サイト

さて、このスティールダイバーには3つのゲームモードが入ってるんだけど
それぞれがまったく別物なんです。
あるモードのプレイ内容が、他のモードに関係してくることもないようで。


●潜水艦モード

潜水艦を操作し、障害を乗り越えてゴールを目指すアクションゲーム。
下画面がコックピットになっており、上下と左右のレバーで機体を動かしつつ
魚雷で障害物や機雷、敵潜水艦を攻撃したりして道を拓いてく。

悪くはないんだけど、操作はかなりムズカシイ。というのも、操作がすぐに反映されない仕様なため。
下画面のマップをよく見つつ、先を予測した操作が必要なんだけど、下画面をかなり見とかないとダメなんで
海中の3Dグラフィックスを見る頻度が低くなり、結果、ゲームとしてはかなり地味になってる。

上画面は横スクロールアクションなんだけど、主観視点または後方視点にした3Dアクションにして
操作もボタンで代替できるようにすれば、爽快感のあるモードになったんじゃないかしら。
そこまで変えたら別ゲーか!


●潜望鏡モード

3DSの上画面を潜望鏡に見立て、左右に動かして敵を発見し、魚雷で攻撃するシューティングゲーム。
敵からの魚雷攻撃を海中に潜って回避することもできる。
3DSを左右に動かさなくても、下画面のレバーを動かして敵を探すことも可能。

これは直感的に操作できておもしろい。3DSを左右に動かしたときの視界の変化がスムーズな上に、そこから
見える海上の風景はもちろんすべて3Dなので、実際に潜望鏡を動かしたらこんな感じかなーと思えるねえ。
はじめの潜水艦モードも、この視点と操作方法で作ってほしかったな。

ただ、リアルに近づけているせいか、魚雷が進む速度は遅く、その点はやっぱり地味。
このシステムで、フライトシューティングのモードもあったらよかったのに。
そうなったらもう別ゲーか!


●海戦モード

ヘックス(六角形)マップ上に配置された潜水艦や護衛艦を進めて敵を殲滅するシミュレーションゲーム。
敵の位置が分からず、手探りで探していく感覚はマインスーパに近いか?
3DSカード1枚でほかのプレイヤーとの対戦も可能。

これはねえ・・ルール覚えるのがめんどくてあんまりやってないす。。
敵とのかけひきは面白そうなんだけど、COM相手としかやらないだろうしねえ。
覚えたら面白いかもだけど、こういうゲームは3DSに求めていないからニントモ。


総括としては、潜望鏡モードはかなり楽しめると思う。潜望鏡を左右に動かしたり、攻撃をかわして潜ったりと
海の3Dグラフィックスを楽しめる機会も結構あるしで。これから暑くなることを考えると、涼しげでいいかも。
ただ、せっかくなら海中をゆっくり散歩するモードなんてのもほしかったな。

全体的に地味なのは、潜水艦を題材とした時点でやむなしか。
その辺は割り切るべし。

あと最後にひとつ。ゲームのストーリーなんだけど・・


このゲームにとってストーリーはおまけってのは分かるんだけど、
話をつけるんだったら、もうちょっと入り込めるモノにしてほしかったねえ。
3分で書いたような文章はなんとかしてほしかった。

チュートリアルとかトレーニングミッションなんてのも充実してるし
ストーリーも低年齢でも分かりやすいように・・ってことなんだろうけど
そもそも低年齢層が手を出すゲームには見えないんだよなあ。