3/6 必ず死ぬのになぜ生きる を書いた人にもの申す
生まれなければ死ぬことは知らない。
芥川龍之介の河童に医者がお腹の中の子に
生まれたいかどうか聞くシーンがある。
人間もああいうことできるといい。
生きてみればどういう死に方がいいか、その人にわかると言うものだ。
死ぬより、生きるのが先です。
死に方っていろいろある。
年で、事故で、病気で、殺されて、自殺もある。
その昔、ちょうど河童っていいなと思っていたころ、
不本意に生まれたのだから
せめて死ぬときは自分で死のうと思ったもんだ。
だけど、今生きてみて自殺ってたいへん。
こんなに無関係な人々にお騒がせをする死に方はないよ。
どういう死に方がいいんだろう?
お釈迦様や親鸞聖人はなんて言っている、書いた人?