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Piege ピエージュ ある罠の物語 第3話 子供部屋のおもちゃ
知子はそのマンションに来たことはあるけど
マンションの全部屋は見たことがなかった。
着いて早々お前の寝室を見せると沢村は奥の寝室に連れて行った。
広いマンションねと知子は言った。
この数日、沢村は信じられないほどやさしくて
知子は結婚してもよかったのかもと考え出していた。
寝室とスイートルームを見せた。
ここは?
ここは子供とたわむれる部屋だよと言った。
僕の赤ちゃんと沢村の手が知子の頭をポンポンとした。
私が子供なんだと知子は声に出さずに言った。
さあ、お着換えしようと沢村は言って
スイートルームの机に脱がせた知子を寝かせた。
そしてネットのセックスショップで買いそろえた
ベビー服を着せた。
一度つけたおしめはすぐ外された。
それは尻も剥き出し、乳房も剥き出しのつなぎの服だった。
ここなら使用人が誰もいないからいろんなことができる。
僕の赤ちゃん、楽しませてね。
妊娠したことある?
知子は恐怖で大きく見開いた目で少し首を振った。
妊娠しなくていい。
お前には僕の子供はつくらないから。
僕の精子をチェックしたけど、妊娠させられる能力はわずかだ。
お前の体はかなり性に目覚めたから、もう誰にも抱かせない。
もしお前が妊娠したら、つまりお前は浮気した、他の男とやった
ってことになる。
浮気は駄目よ。 浮気したら首をはねる。
本気? ありえない。 知子の手が冷たくなった。
これからセックスレスの訓練をするんだ。
どういうことか知子にはわからなかった。
知子は部屋を見回した。
壁に鉄棒があった。
奥のベッドは本当の子供用みたいに柵がついていた。
じゃ子供はちょっとお昼寝しよう。
沢村は知子を抱いて床に下ろした。
それから、知子をひざに支えると、フエをふるった。
あ、と思うまもなく、フエは何度も剥き出しの尻を打った。
知子はムチの再開に大声で泣いた。
そのままベッドに寝かされ、薄い毛布がかけられ柵が上がった。
鍵がかかった。
知子がそこから出るためには80cmくらいの柵を乗り越える必要があった。
床上からさらに1メートルくらいあったからかなりの高さになる。
知子はまもなく泣き疲れて眠ってしまった。
どれくらい眠っただろう?
知子は沢村に抱き上げられていた。
知子ちゃん 起きてと沢村が知子にキスをした。
顔のあちこちにチュチュの音がした。
知子はゆっくり目覚め、沢村の頬に顔を寄せた。
そこで沢村は知子と遊びたいように遊んだ。
いろんなゴッコをやった。
沢村は巧みに知子に洗脳して、いつの間にか知子は沢村のおもちゃになることに
ほとんど抵抗がなくなった。おもちゃになっている意識もなかった。
沢村は泣かせたいときに知子を泣かせた。
泣かせかたと言えばもちろんムチが一番だった。
沢村が使用したのはフエというムチだった。
多数の細い皮ひもを一か所でまとめてしばりそこに棒がついている。
でも手でも、口でもやった。
張りっ倒したり、かみついたりとか。
僕の歯型、つまり印ねとお尻のホッペにかみついたりもした。
それは焼印でも押したように尻の皮膚にくっきりと結構長く残った。
知子は家庭で体罰を受けたことはなかった。
しかし、沢村の育った時代は体罰は当然の教育のいったんで
沢村が知子に体罰を与えることにやりすぎ感も異常もなかった。
沢村は孫のような若い年齢女性を妻としたけど
沢村の妻たる女性の願望はどうだったんだろう?
4回目の結婚の沢村。