幸喜幸齢 生きがい 日記!       

八十路の青春賦 人生の黄金期を自分らしく あるがままに生きる幸喜幸齢者 感謝と幸せの生きがい日記 頑爺/肇&K

亡き愛犬

2021年01月08日 | 冬・八十路の青春賦
1月8日(金)-3/1℃ 

亡き愛犬
 かつて家にはゴールデンレトリバーがいた。
生後間もない幼犬が我が家にやってきた時は、家の中で家族みんなが大喜びで囲み遊んだ。

 最初はリビングやキッチン等どこでもおしっこをして慌てて追いかけたが、それが嬉しいのか逃げ回りあちこち拭いて回った。
 やがて少し大きくなり庭に大きな犬小屋を作り居場所ができたら落ち着いた。

 当時私は理不尽な事情もあり、その犬を一切触らせてももらえず、毎日その様子を見ながら声かけだけしかできなかった。

 やがて立派な成犬になり、毎日散歩に連れて行く家族は大きくなり大変だったようだが、私は相変わらず関与も手出しもできなかった。

 国内外の旅行などに出かける時は、専門業者に預けてその都度 数か月 躾訓練もしてもらったので行儀は良かった。

 たまに家族が出かけ不在の時は、犬舎にてよく話をした。
きっとそのうちに一緒に山を歩こうな! 一緒に野山を駆けて遊ぼうなと、その都度 何度も目をみて約束し、その日を夢見た。 
そんな話をしているといつも尾っぽを大きく振り嬉しそうに喜んだ。

 ある日突然容体が悪くなり、何度か獣医に診てもらったが、愛する家族に見守られて昇天した。 まだ7歳で可哀想だった。

 結局私の約束は果たせず、夢は叶わなかった。
この絵を描きながら涙で悲しくなり、今日は愚痴をこぼす日となったが、今も時々一緒に山を歩きたかったと悔いる夢を見る。
動物を飼えば情があってもうだめだ・・・ トホホ!

・幼犬に振り回されて拭き回る
・物言わぬ犬との会話思い出す
・約束を守れずすまぬ愚痴こぼす
・犬猫は情がありすぎ飼えぬまま

今日外は寒く、家で小さなキャンバスに向かい、約束を果たせなかった愛犬を想いつつ絵を描き部屋に飾る




コメント (3)
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