こんにちは。みちのく童話会スタッフ井嶋敦子です。
みちのく童話会のHPも担当しています(不備等ありましたらご連絡を)。
『東北おいしい物語』、私は秋田の秋の風物詩、「キリタンポ鍋」を題材にした物語を書かせていただきました。
まず、タイトルですが、「キリタンポ」よりひらがなの「きりたんぽ」の方がふつうです。
でも「戦うきりたんぽ鍋」だとひらがな続きでわかりにくく、より強いイメージ(笑)で、カタカナのキリタンポにしました。
小年サッカーチームの物語は、サッカー好きなので、自然に筆が動きました。
J2リーグのブラウブリッツ秋田を応援しています(他にも新潟・山形を応援中)。
物語に出てくるチーム名は、ブラウブリッツの代わりに、ナマハゲッツ秋田U12。
ブラウブリッツ秋田の前身のチームは、TDKサッカー部です。
物語ではDDKとなっていますが、わかる人にはわかるはず。
そしてブラウブリッツのエンブレムにはナマハゲがデザインされており、試合にはサポーター席にナマハゲが登場します。
うちのクリニックの近く、潟上市の「グリーンサムの杜」内に、ブラウブリッツ秋田の練習場があります。
この物語を書いている時にはまだ工事中でしたが、今はYKCスカイフィールド潟上という名のサッカー場になっています。
このサッカー場を舞台に想定して、物語を書きました。
勇太のじいちゃんの名前は中川竜彦。
これは元代表選手、久保竜彦をオマージュしています。
ドラゴン久保と言われたフォワードは、引退後は田舎暮らし。
不思議な魅力を持った選手でした。
さて、キリタンポ鍋の戦いになったキーワードは「糸こんにゃく」。
お店のキリタンポでも、入っている・入っていないと、いろいろです。
わが家は夫が断然「糸こんにゃく入れない派」。
中川家のきりたんぽ鍋のような薄味にしたら、夫に誉められました(笑)。
こんな感じで楽しく書かせていただいた「戦うキリタンポ鍋」。
みなさまにも楽しんでいただけたら幸いです。